追悼 林学さん

「みんなが笑う日まで」など、数々のうたごえの名曲を送り出してきた林学さんが、2009年5月23日、午前6時40分、かねてより療養中の食道癌のため、逝去いたしました。享年75歳。

生前のうたごえに対する多大なる貢献に対して、ここに哀悼の意を表明いたします

林学 作品集

おくりもの
お竹さん
わしらの宝
私の母さん
ふくろうの歌
足音たかく
おやすみ
ひとつの空の下で-ハヌルン ハナヤ-
霜月の午後(奥様お手をどうぞ)
俺の町
命のかぎり
かけがえのない人生を
誇りを胸に
ハイタッチ
祈り
大須っ子
春だから
すみれの花
ふるさとの風
おじいさんの花
おじいさんの通せんぼ
お父さんのお客
お父さんのお腹
母さんの手のひら
みどりの祝福
どこかで
縄とびの歌
おいらはだいこん
ひとつの歌を
うた
いのちひからせて
アフリカの子
子守歌を消さないで
一番大切なもの
芦別の雪の中を
山帰来
こぶしの唄
ふきのとう
びわの実
へただけど
私らしさ
シャボン玉に
母さんのコスモス
それでも花は咲いている
私の心は
(林学作品集1・2・3から、当サイトでMIDI化されていない曲)
(リンク分は、おけらにリンクしてます。)

2007年7月28日、板橋で、「林学・木下そんき、歌のつどい」が開催された時の記念撮影。

集いのあとに声をかけましたら、「エーちゃん、どうや、今晩」って右手で輪っかを作って口元に。イッパイやろや、というジェスチャーです。
当サイトでMIDIつくりをする際に、いろいろとアドバイスをいただいたり、ご自身の「林学作品集」を送っていただいたり、サポートをいただいておりましたので、この日が初対面とは思えない感じでした。

その後、南部合唱団のコンサートでお会いしたりしましたが、もうお会いできないのかと思うと残念でなりません。

2005年に奥様に先立たれ、しばらくはうたごえから遠ざかっていましたが、さぁ、これからというときでもありました。

バックで流れているのは、おなじみの「大須っ子」です。
この曲のような境遇で育てられた学少年の母親に対する温かい気持ちは、「私の母さん」によく表れております。
その母親に対する気持ちと同じやさしさが林メロディーに流れていると思います。


製作日誌:
平成21年5月23日 このページの作成