Love and Peace ～私たちは歌い続ける～

【作詞】きむらいずみ
【作曲】きむらいずみ

１．まぶしい朝の　光をあびて
　　風にゆれてる　名もない草たち
　　耳を澄ませば　聞こえるでしょう
　　小鳥たちの　さえずり
　　　Love and Peace　小鳥たちは　歌い続ける
　　　Love and Peace　今日を生きてる　よろこび

２．春の里には　たくさんの花
　　夏は清らな　川のせせらぎ
　　秋の山には　豊かなめぐみ
　　冬は白い　町並み
　　　Love and Peace　山も川も　歌い続ける
　　　Love and Peace　明日を生き抜く　よろこび

３．今もどこかで　小さないのち
　　銃にやかれて　さまよっている
　　人はどうして　憎しみ合うのか
　　涙こんなに　かれても
　　　Love and Peace　私たちは　歌い続ける
　　　Love and Peace　生きるよろこび　ねがいを

４．人は何度も　夜空の星に
　　夢や願いを　語りつづけた
　　今は小さな　地球のいのち
　　共に守れと　祈ろう
　　　Love and Peace　私たちは　歌い続ける
　　　Love and Peace　とわに　輝け地球よ

輝け日本国憲法、今すぐ平和な世界を

　私たちの憲法は、かつてこの国が犯したあやまちの犠牲となったアジア2000万人国内300万人の血と、残された者の語りつくせない痛恨によってあがなわれたものです。その憲法を踏みにじって、武器を持った自衛隊が海外に出兵しました。
　イラク攻撃をはじめたアメリカの口実だった「大量破壊兵器」などさいしょか存在しなかったことが、査察団長の証言によって明確になりました。それでもなおアメリカは、武力によるイラク占領を改めようとはしません。
　私たちは、これらの理不尽さを許すわけにはいきません。去年の「No War」と叫んだ世界中の人々に対して、戦火と飢えと寒さになすすべもなく震える人々に対して、私たちには平和憲法を実現してゆく責任があります。
　半世紀を越えて『うたごえは平和の力』の旗を掲げ続けた歴史に誇りを持って、私たちは今、平和を願う国内の、世界中の人々と心を合わせ、それぞれの町や職場や学校で、戦争はいらない、輝け憲法、とさらに大きな声で歌い広げます。

2004年2月15日