美しい十代

【作詞】宮川 哲夫
【作曲】吉田 正
【MIDI作成協力】マルちゃん

白い野ばらを 捧げる僕に
君の瞳が あかるく笑う
いつもこころに 二人の胸に
夢を飾ろう きれいな夢を
美しい十代 あヽ十代
抱いて生きよう 幸福の花

昨日習った ノートを君に
貸してあげよう やさしい君に
つらい日もある 泣きたいことも
あるさそれでも 励ましあって
美しい十代 あヽ十代
抱いて咲かそう 幸福の花

遅くなるから さよならしよう
話しあったら つきない二人
「明日またね」と 手を振りあえば
丘の木立に 夕陽が紅い
美しい十代 あヽ十代
抱いて生きよう 幸福の花


中学3年生ですから、15歳の夏。同級生数人で登戸へ遊びに行きました。
新宿から小田急に乗って行ったんだと思います。
誰と行ったかも覚えてませんが、みんなでボートに乗って遊んでいたら、誰かが、「三田明がいるよ」というので、漕いで近づいて行き、手持ちの生徒手帳にサインをしてもらった記憶があります。
一緒にいたのが、久保浩。多分、明星だか平凡の写真撮影にでも来ていたのでしょうね。

スターのサインといえば、もっと幼少のおり、ラジオの赤胴鈴之助でしのぶさん役の吉永小百合に渋谷の東横でもらったことがあるくらいかな。
ところが、最近はいろいろとサインをいただく機会が増えております。
きたがわてつちゃん、横井久美子さん、最近では寺谷宏さん。
いずれもCDを買ったら、盤面にサインをしてくれるんですね。

ところで、この曲。
主人公は高校生くらいでしょうね。
「遅くなるから」って云って、「さようなら」をするのが夕方の5時ごろナンですね。
ま、健全といえば、そうなんですけど。
確かに、思い出してみると、高校生の頃って、6時には家に帰っており、サザエさんちじゃないですけど、家族揃って夕ご飯を食べていたような記憶です。

いまじゃ、帰宅時間は8~9時ごろかな。
夜遊びをすると、午前様ということもありますけど。(八王子のうたごえなどに足を延ばしたときですけど)
もっとも、いまでも、帰宅ラッシュは6時台ですから、世の中の大半の家庭は、7時ごろに家族揃って夕食なんでしょうね。

こんな替え歌を日野のうたごえの前田さんが作っております。

美しい○十代

1.
白い入れ歯で微笑む僕に
君の老眼が明るく笑う
いつもこころに 二人の胸に
夢を飾ろう きれいな夢を
美しい○十代 あぁ○十代
抱いて生きよう 年金手帳

2.
昨日習った 演歌を君に
教えてあげよう やさしい君に
つらい日もある 泣きたいことも
あるさ それでも励ましあって
美しい○十代 あぁ○十代
抱いて生きようお薬の束

3.
遅くなるから さよならしよう
病気の話がつきない二人
それじゃどっこいしょと腰を浮かせば
駅の横丁ののれんが紅い
美しい○十代 あぁ○十代
抱いて咲かそう老いらくの恋

JASRAC情報

製作日誌:
平成19年5月20日 歌詞のみ
平成19年6月19日 MIDIをアップ
平成26年6月11日 替え歌をご紹介