【作詞】小渕健太郎
【作曲】小渕健太郎

涙こぼしても 汗にまみれた 笑顔の中じゃ
誰も気づいてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない

絶やすことなく 僕の心に灯されていた
優しい明かりはあなたがくれた 理由なき愛のあかし
やわらかな 日だまりが包む背中に ポツリ 話しかけながら
いつかこんな日が来ることも
きっと きっと きっと 分かってたはずなのに
消えそうに 咲きそうな 蕾が今年も 僕を待ってる
手のひらじゃ つかめない 風に踊る花びら
立ち止まる肩に ヒラリ
上手にのせて 笑って見せた あなたを思い出す ひとり

ビルの谷間に埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は 咲く場所を選ばない
ぼくら この街に落とされた影法師 みんな光を探して
かさなり合う時の流れも
きっと きっと きっと 追い越せる日が 来るさ
風のない 線路みち 五月の美空は 青く寂しく
動かない ちぎれ雲 いつまでも浮かべてた
どこにも もう 戻れない
僕のようだと ささやく風に キラリ舞い落ちてく なみだ

散りぎわにもう一度開く花びらは あなたのように
聴こえない がんばれを 握った両手に 何度もくれた
消えそうに咲きそうな 蕾が 今年も 僕を待ってる
今もまだ つかめない あなたと描いた夢
立ち止まる僕のそばで
優しくひらく 笑顔のような 蕾をさがしてる 空に


コブクロが2007年紅白で歌って、レコード大賞をとって、2008年の春の選抜の入場行進曲に選ばれた曲です。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年1月19日 歌詞のみ
平成20年1月20日 Yahoo動画でコブクロの演奏を聴きながら、いつものようにヤマハのピアノ譜からMIDIを作っておりますが、β版の10歩以上手前です。
最近の青年たちはどんな感じの曲を聴いているのか、ということで、青年ユニオンの人たちと話をした時に、コブクロとかゆずとか、オジサンにはチンプンカンプンの名前が出てきましたので、年寄りの冷や水よろしく当店でもやってみましたけど、ま、この程度です。
平成20年1月25日 前奏から最初の5行目まで、ギターのアルベジオだけにしました。
といっても、ピアノのアルペジオをギターに変えただけです。実際の演奏を聴いていると、ハンマリングやベースランなど組み合わさってますけど、省略しちゃいました。
でもこの曲で入場行進はやりずらいと思うけど、そういう風にアレンジをするのでしょうね。