お座敷小唄

【作詞】不詳
【作曲】陸奥 明

富士の高嶺に 降る雪も
京都先斗町に 降る雪も
雪に変わりは ないじゃなし
とけて流れりゃ 皆同じ

好きで好きで 大好きで
死ぬ程好きな お方でも
妻と言う字にゃ 勝てやせぬ
泣いて別れた 河原町

ぼくがしばらく 来ないとて
短気おこして やけ酒を
飲んで身体を こわすなよ
お前一人の 身ではない

一目見てから 好きになり
ほどの良いのに ほだされて
呼んで呼ばれて いるうちに
忘れられない 人となり

どうかしたかと 肩に手を
どうもしないと うつむいて
眼にはいっぱい 涙ため
あなたしばらく 来ないから

唄はサノサか都々逸か
歌の文句じゃないけれど
お金も着物も いらないわ
あなた一人が 欲しいのよ

ボケます小唄

何もしないで ぼんやりと
テレビばかり 見ていると
のんきな様でも 年をとり
十年早く ボケますよ

仲間はずれで 唯一人
何にもやること ない人は
夢も希望も 逃げて行き
年もとらずに ボケますよ

酒もタバコも 呑まないで
歌も踊りも やらないで
人のあらなど 探す人
人の三倍 ボケますよ

ゴルフ、カラオケ、釣り将棋
趣味のない人 味もない
異性に関心 持たぬ人
友達ない人 ボケますよ


千葉県松戸の「はるかぜ」のうたごえ喫茶にお邪魔した時に、歌集に掲載されていたこの歌詞「ボケないための唄」を拝借してまいりました。

こういう訓戒のようなもの、よく観光地ののれんとかタオルにありますよね。
おやじの小言とか、健康十訓など。
健康十訓については、さんたま屋のあとの飲み会で行く居酒屋のトイレに貼っておりまして、用を足しながら毎回読まされております。
曰く

  1. 小肉多菜
  2. 小塩多酢
  3. 小糖多果
  4. 小食多噛
  5. 小衣多浴
  6. 小言多行
  7. 小欲多施
  8. 小憂多眠
  9. 小車多歩
  10. 小憤多笑
確かに、これを実行していれば健康でしょうね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年4月23日 歌詞のみ
平成22年1月6日 替え歌のタイトルを「ボケないための唄」から「ボケます小唄」に変更。
これと対をなすのが、「ボケない小唄」です。歌い比べてください。