俺のハンマー

【作詞】菊池利夫
【作曲】菊池利夫

手垢で黒ずみ すり減った俺のハンマー
俺と一緒に こいつは生きてきた
鉄をたたいて 加工する
鉄をたたいて おとをきく

しみ込んだ油の 匂いは俺のハンマー
俺と一緒に 磨きをかけてきた
鉄をたたいて 加工する
鉄をたたいて おとをきく

働きづくめで 傷ついた俺のハンマー
俺の手の汗 こいつは感じてる
鉄をたたいて 加工する
鉄をたたいて おとをきく

エイエイエイ
エイエイエイ
エイエイエイエイエイエイ


H20.5.21大塚うたごえ酒場にて、東京国鉄のうたごえの皆さんが、この「俺のハンマー」を歌っているところです。
こういう点検用のハンマーをうたったものですが、要するに、家庭で使っているような釘を打つためのトンカチではなく、D51などの機関車をたたいて、その音の具合で機械の調子をみる、というものです。

昔は、スイカを買う前に、ポンポンと叩いてみて、その音で、甘いかどうかを見分けてましたね。最近は、自動糖度計で事前に甘いか酸っぱいか(ってことはないけど)分かっているんで、あまり、こういうことはやりませんよね。
でも、お医者さんは、相変わらず、掌を胸にあてて、甲の部分をポンポンと叩いて体の内部を診ていますけど、あれって、一体、何がわかるんでしょうね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年6月29日 歌詞のみ
平成20年67月4日 MIDIをアップしました