踊り子

【作詞】村下孝蔵
【作曲】村下孝蔵

答えを出さずに
いつまでも暮らせない
バス通り裏の路地
行き止まりの恋だから
何処かに行きたい
林檎の花が咲いてる
暖かい所なら 何処へでも行く

つまさきで立ったまま
君を愛してきた
南向きの窓から見ていた空が
踊り出す くるくると
軽いめまいの後
写真をばらまいたように
心が乱れる

表紙のとれてる愛だから
かくしあい
ボロボロの台詞だけ
語り合う日々が続き
坂道を駆ける
子供達のようだった
倒れそうなまま
二人走っていたね

つまさきで立ったまま
僕を愛してきた
狭い舞台の上でふらつく踊り子
愛してる 愛せない
言葉をかえながら
かけひきだけの愛は
見えなくなってゆく

つまさきで立ったまま
二人愛してきた
狭い舞台の上でふらつく踊り子
若すぎたそれだけが
すべての答えだと
涙をこらえたまま
つまさき立ちの恋


実は、ドガの「踊り子」や、百万本のバラの「踊り子」のイメージを持ってましたけど、この曲の場合、歌詞をよく読めば分かりますけど比喩なんですね。
神田川」のアンサーソングのような、つまさきで立ったような不安定な若い二人の恋を謳ったものなのでしょうね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成22年11月23日 歌詞のみ
平成22年11月27日 MIDIをアップ。
「裏の路地 行きどまり」の「ゆ」と、「こころなら どこへでも」の「ど」は、楽譜ではCで記載されているのですが、YouTubeでうたっているのを聞くと、Bに聞こえますので、MIDIでは、そのように作ってます。