きずな

【作詞】湯川 れい子
【作曲】宮川 彬良

目には見えないものが まるで空気のように
見えるものより ずっと大切な存在
人に言われるよりも なくして気がついた
懐かしいあの声と笑顔に
逢いたい Thanks to your love (ありがとう)

星より多い数の 先祖たちがそれぞれに
時に熱く 時に重く
つながり合って築いてきた来た き・ず・な
何万年前の 昔から
今ここに生きる 私まで流れる愛は
奇跡のように
海よりも深い 思いに包まれて
知らずに生かされている
 ありがとう 生まれて来たこと
 ありがとう きずなに感謝

とても小さなことが なぜか煩わしくて
誰もいらないなんて 思うけど違うよ
どんなつらい時代も 飢えで寒い夜も
温めてくれた 誰かがいたから
今日がある Thanks to your love (ありがとう)

何十億の人は だれもみんなそれぞれに
時に笑い 時に泣いて
夢を求めて 愛を運ぶ き・ず・な
なぜに傷つけ合うのか
世界中でただ一人だけのあなたという
大事ないのち
いつまでも いつの日までも
幸せでありますようにと いのる

 ありがとう 生まれて来たこと
 ありがとう きずなに感謝

 ありがとう 生まれて来たこと
 ありがとう きずなに感謝


ゴスペルの亀渕友香と彼女が率いるVOJA(The Voices of Japan)と、作詞の湯川れい子の東京女性合唱団(TLC)が歌っている曲です。
5月3~4日の九条世界会議初日のコンサートでは、要員ボランティアをやってましたが、舞台裏関係だったため、出演者さんとコンタクトがとる機会が多かったです。
このグループもリハ室で練習をしてまして、時間が来たんで呼びに行ったんですけど、しばらく練習風景を見学させてもらってました。

とっても楽しそうに歌っているんですね。VOJAの皆さんもいい顔して歌ってました。
平均年齢で20歳ちょっとくらいでしょうか。
この年代の人たちが「生まれてきたことに感謝」しているのって感動ものです。
とかく殺伐としている世の中ですから、親の立場から見れば、よくもまあ、これだけ楽しそうに歌えるおとなになってくれったって絆が一層深まって行くんじゃないでしょうか。

(ありがとう)の部分は、亀淵友香さんが歌ってました。

VOJAで耳に慣れているものには、松浦亜弥の「きずな」はテンポが速くてちょっと違和感がありますけど、これはこれで、若者のセンスとしていいんじゃないんでしょうか。
YouTubeにあります。(でも、多分すぐJASRAC関係で消されちゃうんでしょうね。早い者勝ちですよ。)

JASRAC情報

製作日誌:
平成20年5月7日 歌詞のみ
平成20年6月5日 MIDIをアップ
平成20年6月6日 暗い!って言われましたので、1番の主旋律を1オクターブあげました。
元々は、12/8という変則的な拍子設定なのですが、MIDIが作りにくいので、4/4にして、三連符の連続にしてます。メロディとリズムのノリが難しく、どうもぶった切れるような感じがとれません。
出来るだけ、GateTimeを延ばしているのですけど、そうすると、同じ音が続くところ(「メニハ見えないもノガ」など)で音がつながってしまうので厄介です。
曲そのものも、音域的に低めでアリ、実は、エーちゃんの所属している「みなと合唱団」の練習曲に今年から取り上げているのですが表現の仕方がかなり難しいですね。
VOJAのCDで本物をお聴きになることをお勧めします。
ウチで、「松浦亜弥って知っている」って聞いたら、「あややでしょ」っていわれて、ますます「???」になってます。おじさんですね。トホホ