希望

【作詞】藤田 敏雄
【作曲】いずみたく
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

希望という名の あなたをたずねて
遠い国へと また汽車に乗る
あなたは昔の わたしの思い出
ふるさとの夢 はじめての恋
けれどわたしが 大人になった日に
黙ってどこかへ 立ち去ったあなた
いつかあなたに また逢うまでは
わたしの旅は 終わりのない旅

希望という名の あなたをたずねて
今日もあてなく また汽車に乗る
あれからわたしは ただ一人きり
明日(あした)はどんな 町に着くやら
あなたのうわさも 時折聞くけど
見知らぬ誰かに すれ違うだけ
いつもあなたの 名を呼びながら
わたしの旅は 返事のない旅

(次は岸洋子の3番)

希望という名の あなたをたずねて
寒い夜更けに また汽車に乗る
悲しみだけが わたしのみちづれ
となりの席に あなたがいれば
涙ぐむとき そのとき聞こえる
希望という名の あなたのあの歌
そうよあなたに また逢うために
わたしの旅は いままたはじまる

(次はフォー・セインツの3番)

希望という名の あなたをたずねて
涙ぐみつつ また汽車に乗る
なぜ今わたしは 生きているのか
そのとき歌が 低く聞える
なつかしい歌が あなたのあの歌
希望という名の マーチがひびく
そうよあなたに また逢うために
わたしの旅は いままたはじまる


1970年に岸洋子が日本レコード大賞歌唱賞を受賞した曲ですが、1969年にフォーセインツがリリースしたのがはじめです。
この年に、はしだのりひことシューベルツが「風」でデビューしてますが、この2曲、最後はタンゴ調で終わるんですね。
たまたまなのか、当時の流行なのか?
皆川おさむの「黒ネコのタンゴ」も69年ですから、やっぱ流行だったんですね。

といっても、当時は踊りとしてのタンゴブームというより、リズムとしてのタンゴブームでしたね。
踊りとしてのタンゴに、ヘ~~ッと思ったのが、ショーンコネリーが007にカムバックした「ネバーセイネバーアゲイン」でのワンシーンかな。(1988年の映画です)
ねちっこくまとわり着くようなダンスシーンに、当時やっぱ流行っていたランバダ(Lambada)がダブってました。

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年5月24日 歌詞のみ
平成18年6月4日 MIDIをアップ
平成18年6月18日 とんでもない勘違いでした。タンゴではなく、ボレロです。
先週家路でP子さんに指摘されました。アハハハハ~(笑ってごまかす)
このボレロの部分は、3番の最後の2小節だけですけど。