ひまわりに希望たくして

【作詞】石垣就子
【作曲】石垣就子

澄み渡った空 川は水をたたえて
春の訪れ 告げている
だけど 目を落とせば
かぶった泥が乾いて
ひび割れた田んぼで
涙枯れたように

木々は芽吹き 葉をつけ
山はみどりに染まり
桜の花も 咲いている
だけど 裏の畑には
泥をすくった今も
灰色のままで
草も生えない

暖かな日差し
さわやかな風そよぎ
夏がもうすぐ やって来る
そして 庭の土には
水仙 菜の花 スズラン
塩水に耐えて
花を咲かせたよ

外は雨が降ってる
悲しみの涙を
洗い流して くれるように
そして 庭の花壇に
ひまわりの種をまいた
放射能吸い込む
救いの花を

そして 庭の花壇に
ひまわりの種をまいた
復興を願う
希望の花を


うたごえ新聞 平成23年8月8日号の紹介曲より

なんでもひわまりには土壌中の放射能を吸い込む力があるそうです。
といっても、放射能が分解されて消えるわけではなく、内部にため込んでいるのですから、いずれは正しい処理をしないといけないのでしょうね。
科学的なことはよく分からないですけど、校庭の土を5cmさらって汚染土を除去するよりよさそうな気がします。
こういう時期、なんにでもすがりたくなる気持ち、わかります。

作者の石垣さんは宮城で先生をやっておられる方だそうです。

JASRAC情報はありません
製作日誌:
平成23年7月29日 歌詞のみ