大地

【作詞】梅原 司平
【作曲】梅原 司平
【MIDI作成協力】マルちゃん

野を染めて風光り 岩燕低く舞い
爛漫の花ばなよ その生命讃えよ

草萌えて風馨り 鳴き盛る蝉の声
一夏の歌ならば その生命輝け

*ああ この大地は誰のものでもなく
 ああ そこに生きる すべての生命のもの

廃屋の屋根越えて ひとひらの蝶が舞う
秋草の風の中 その命果てるな

砕け散る冬の海 残された渡り鳥
来る春を忘れるな その生命絶やすな

* (くり返し2回)


先日のステッキーズ・ファーストコンサートで取り上げられ、ゆったりしたいい曲だなと感動しました。
わが大地のうた」や「北国の春」のように大地の情景を現す単語を並べ立てるのではなく(それはそれで、技法としてはユニークだし、歌って共感をもちますが)、やはりこうやって文章になっていると、やたらと漢字が多いものの、うたを歌っているという気持ちの昂ぶりが得られますね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成19年9月4日 歌詞のみ
平成19年9月9日 MIDIをアップ
サビに入る「あ~あ」の部分、テンポを6%程度落としてみました。
楽譜上にrit.指示があるわけでないのですが、こういうところって、実際のコーラスでは、指揮者の方が、「ここはゆったりと」というように棒を振るとおもいます。そんな感じがMIDIで再現できないかなと、やってみました。
プロの作ったカラオケなどのMIDIデータをみてみますと、このテンポの微調整はかなり頻繁にやってます。こういうところが歌いやすいカラオケ伴奏になるのだと思います。