あざみの歌 CHANT DE CHARDON

【作詞】横井 弘
【作曲】八洲 秀章
【MIDI作成協力】マルちゃん

山には山の うれいあり
海には海の 悲しみや
まして心の 花園に
咲きしあざみの 花ならば

高嶺の百合の それよりも
秘めたる夢を ひとすじに
くれない燃ゆる その姿
あざみに深き わが思い

いとしき花よ 汝(な)はあざみ
心の花よ 汝はあざみ
さだめの道は 果てなくも
かおれよせめて わが胸に

写真提供 bunbunさん

1949年のラジオ歌謡です。
「ラジオ歌謡」は、家族みんなで歌えるホームソングを作ろうということで、NHKが昭和21年5月から37年3月にかけて放送したものです。
レコードは1951年に伊藤久男の歌でつくられています。

いまでは「山の歌」の定番中の定番になってますよね。
作詞の横井弘が長野県八島高原に行ったのは終戦まもなく。そこで、18歳の青年が見たのはあざみの花がひたむきに生きている姿。
諏訪湖畔の知人宅で書き上げた詩の一編が「あざみの歌」
この背景で、”あざみの歌”歌碑が、1987年6月長野県諏訪郡八島高原に建立されております。

曲の方は、その翌年、キングでアルバイトしていた時に、机を並べていた女子社員に、その詩をみせたものの、しばらくその女の子の机の中に。
ある時、その女の子が、キングの専属で練習室にいた八洲 秀章にみせたところ、このメロディに共感して、出来たそうです。
(参考;読売新聞 運命のドラマ120「この歌この歌手」)

JASRAC情報

製作日誌:
平成14年6月1日 初版
平成15年3月9日 bunbunさんの写真を掲載しました。
平成19年5月26日 伴奏を定番に変更して、全面作り直しをしました。
最初のバージョンはこちらから
平成19年5月27日 テンポが速すぎたのでスローダウン。
サブメロディも付けてみました。
それにしても、前奏、間奏、2・3番の間にまた前奏の繰り返し。とにかく歌がメインのうたごえにしちゃ、演奏部分が長すぎるかな。
平成19年6月2日 メロディバックのピアノストロークをアルペジオに変えました。
(とりあえずMIDIだけ。MP3はストロークのまま。出張中で、MP3変換ソフトを持ってくるのを忘れたため。といっても、変換の「午後のコ~ダ」はフリーソフトなんで、ダウンロードすればいいんであって、あまり言い訳にはならんですけどね。アハハ)
平成19年6月3日 ベースをちょっと変更して、MP3もアップ
平成21年7月9日 歌いやすいようにテンポを88から80に下げて、音程も半音さげました。