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夜の風さわやかに

【訳詞】穂高 五郎
【作詞】プーシキン
【作曲】グリンカ
【MIDI作成協力】マルちゃん

*夜風さわやかに
 流れるガダルキヴィル
 静かに流れる

金色の月出で ギターの音ひびく
バルコンにスペインの娘はひとり
バルコンにスペインの娘はひとり

*(くり返し)

金色の光 輝く笑顔
バルコンのてすりに白く浮かぶは
バルコンのてすりに白く浮かぶは

*(くり返し)


ロシア民謡集に掲載されているんですから、ロシア歌曲ですが、内容はスペインですね。
ガダルキヴィルって、なんだ?と思いまして(楽器かと思ってましたけど)ネット検索をしましたら、スペインのコルトバにつながる川の名前です。だから、音色が流れるんじゃなくって、川のせせらぎが流れるんですね。
グアダルキビルGuadalquivir川という言い方のほうが日本では一般的なようです。

コルトバって緯度的には仙台と同じくらい。
ところが、スペインは地中海性気候でメチャ暑いんですね。
ですから、こういう夜風さわやか、というのは理想的な情景なんでしょう。

ご存知のように、スペインでは、午睡(シエスタ)の習慣がありまして、会社も昼飯の時間から4時くらいまでお休み。
それからまた働いて・・・
というわけで夕ご飯は9時~10時ごろ。観光でフラメンコショーを観に行くと、夜中の11時ごろの開演なんですね。
この時間になると、真夏でも涼しくなるんでしょうか。
因みに、本日(8月11日)のコルトバの天気予報では
最高気温 33度
最低気温 25度
湿度   36%
晴れ時々曇り
ですって。

コルトバ周辺を流れるガダルキヴィル川の写真でございます。

別に、資料にこの曲の舞台はコルトバと書いてあるわけじゃありません。
念のため

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成19年8月2日 歌詞のみ
平成19年8月11日 MIDIをアップ