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灼けつく渇きで

【原詞】金  芝河
【訳詞】井出 愚樹
【作曲】安達 元彦
【MIDI作成協力】マルちゃん

夜明けの 裏通り
呼子の音 長い悲鳴
よみがえる
血まみれになった
友の顔
灼けつく 胸の記憶に
むせび泣き
息ころして ひそかに
お前の名を書く
*民主主義よ
 おお! 民主主義よ
 おお! 民主主義よ

明けやらぬ 裏通り
震える手 震える胸
こみあげる
怒りをこめて
枚切れに
灼けつくような 渇きで
灼けつくような 渇きで
ひそかに
お前の名を書く

* (くりかえし)

万歳(マンセー)! 万歳!
民主主義 万歳!
万歳! 万歳!
民主主義 万歳!


同じ題材で、林光作品として「灼ける渇き」があります。

当時の韓国で、まだ未成熟だった民主主義を渇望する詩だったんですね。
無から有を希求するのは、苦しい闘いでしょうけど、そでが達成されたときから振り返ってみると、先人の血のにじむ努力に頭が下がる思いです。
しかし、その努力を忘れてしまって、また、無の時代に戻ってしまったらどういうことになるんでしょうかね。
再度取り戻すというのは、最初の努力の何倍の労力が要るんじゃないでしょうかね。
覆水盆に帰らず。

JASRAC情報

製作日誌:
平成19年1月14日 歌詞のみ
平成19年3月8日 MIDIをアップ