青年の樹
【作詞】石原 慎太郎
【作曲】山本 直純
(1) 雲が流れる 丘の上
花が乱れる 草むらに
ともに植えたる ひと本の ひと本の
若き希望と 夢の苗
空に伸びろ 青年の樹よ
(2) 嵐すさぶ 日もあらん
憂いに暗い 夜もなお
腕くみ合わせ 立ち行かん 立ち行かん
熱き心と 意気地持て
森に育て 青年の樹よ
(3) 多感の友よ 思わずや
祖国の姿 いま如何に
明日の夜明けを 告げるもの 告げるもの
我らをおきて 誰かある
国を興せ 青年の樹よ
石原慎太郎の同名の小説を、水之江滝子が企画、主演は弟の石原裕次郎で1960年に映画化されています。1977年に石原プロが三浦友和と檀ふみでリメーク。やくざの息子と料亭の娘がそれぞれ家業に嫌気が差して意気投合するものの、崩壊したやくざ組織を、新しい世界で建て直そうとするストーリー。
「平和と民主主義」を標榜するうたごえとは、チト合いそうもない組み合わせですが、どういう訳か、合ってしまってました。TVでは森繁久弥が歌っていたと思いますが、トウトウとした歌い方。しかし、うたごえでは、丸い輪を作り、腕を組んで、体を左右に振りながら歌うモンですから、勢い曲調は軍歌っぽくなってました。当時のアコーターさんも、どっちかというと、ノリのよい演奏をしてました。(→あんたのことだよ、コウちゃん先輩)