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俺たちの歌

【作詞】田畑つる子
【作曲】たかだりゅうじ
【MIDI作成協力】マルちゃん

ひるがえる旗のもと スクラム組んだ
腕のぬくもりは 俺たちの歌
やつらがどんなに 卑劣な言葉で脅そうと
仲間の心に 手をかけることは出来ない

頭くっつけ 肩寄せて 誇り高く生きようと
交わした誓いは 俺たちの歌
やつらがどんなに レールを切り刻もうと
仲間のきずなを 断ち切ることはできない

果てしなく未来へ 続くレールのボルト
シッカリ締めた手ごたえは 俺たちの歌
やつらがどんなに 歴史の行く手をはばもうと
燃え上がる胸の火を 消し止めることは出来ない

俺たちのうたごえは レールの上を流れ
大地に深く抱かれて 地下水となる
ねむる水を呼びさまし 岩の割れ目を突き破り
流れ豊かな一筋の川となる
俺たちの歌 仲間の胸に
俺たちの歌 ひびけ


国鉄分割・民営化の闘いの中、広島駅前で10名の組合員が72時間のハンガーストライキを行った最中に、組合のチラシの裏面に書き綴った曲。
第78回メーデーで、東京のうたごえのなかまとパレード行進中に歌われてましたので、早速MIDI化をしました。

作曲のたかだりゅうじは、国鉄に勤めていた関係で、「俺たちのシルクロード」「レールの音が聞こえますか(MIDI未製作)」など鉄道関係の曲が多いですね。

「地下水から川になる」という下りはすごい雄大な感じです。
1960年代の労音ミュージカル「青春の歯車」をご覧になった方は「♪湧き出た地下水~」という曲を覚えていると思います。
それまでウラのほうで周到に準備を進めてきた組合活動が一気に表面に出てきたときにジワ~ッと歌われる曲です。
地下水というとそんなイメージをもってます。
ここでも、地道な一つひとつの活動が一気呵成に花開いてゆくような場面を想像させます。

JASRAC情報

製作日誌:
平成19年5月1日 歌詞のみ
平成19年5月3日 MIDIをアップ
久し振りに格好いい曲です。
これもADSL・光回線などのブロードバンドをご利用の方はMP3の方でお聴きください。