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憲法九条、五月晴れ

【作詞】廣岡 明郎
【作曲】廣岡 明郎

働きぬいて 夜露をしのぎ
美味しく食べて 静かに眠る
そんな普通の 毎日を
いつものように 送りたい
 アア 生きる私の 大空は
 憲法九条 五月晴れ

家族の笑顔 溢れる笑顔
輝くいのち 大地のぬくもり
そんな時代を いつの日か
世界の人と 迎えたい
 アア 生きる私の 大空は
 憲法九条 五月晴れ

孫のために 子どものために
あんたのために あまえのために
この世に生きる すべてのひとと
私のために まもりたい
 アア 生きる私の 大空は
 憲法九条 五月晴れ


第77回2006メーデー歌集に収載の曲より。
京都のうたごえ55周年記念ムーブメント「わたしの平和」ひと言メッセージからつくられた曲です。
うたごえの曲にはめずらしく、「演歌風に」という曲想の指示が付いております。

と言いつつ、内容は、普通の生活を、普通に送っているいまの生活を守ってゆきたいというもの。
でも、この「普通に」というのは、ちょっと前の、1億総中流意識のなかで平均的な自覚のある場合、フムフムとうなずけますが、最近は要注意です。
今朝の朝日新聞のコラムで、「夫の年収1,200万円の主婦(44)が長男の中学受験に3年間で400万円使った・・・・マンションのローンを抱え、貯金はゼロ、駐車場代が惜しいので車を手放して、自らもパートで家計を支える」という記事がありました。
その若さでそれだけ収入がありながら、なんかおかしくありません?

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年3月21日 歌詞のみ
平成18年3月23日 MIDIアップ
平成18年5月18日 髭爺さんから最後の「五月晴れ」の「ば」が一音下がっていると、ご指摘いただきましたので修正しました。ありがとうございました。