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彼らのための行進曲(君に捧げる行進曲)

【作詞】ペク・キワン
【作曲】キム・ジョンニュル
【訳詩】山の木竹志・山上茂典

愛も名誉も 名前も残さず
ひたすらに生きると
誓った友よ
君が残した
熱い思いを
この胸に刻み
歩き続ける

時は流れても
山河は知っている
やがて目覚める
うたごえひびく
今立ち上がり
私は進む
さあ立ち上がり
共に行こう

(全体を繰り返す)

今立ち上がり
私は進む
さあ立ち上がり
共に行こう




(以下は原語歌詞の直訳です)

愛も名誉も
名も残すことなく
一生涯を捧げんとの 熱き誓い

同志は逝ってしまい
旗だけが翻り
新しい明日が来るまで
揺らぐことなかれ

歳月は流れるとも
山河は知る
目覚めて叫ぶ 熱き雄叫びが

先に逝く
生ける者よ続け
先に逝く
生ける者よ続け


愛も名誉も
名も残すことなく
一生涯を捧げんとの 熱き誓い

同志は行方も知れず
旗だけが翻り
新しい明日が来るまで
揺らぐことなかれ

歳月は流れるとも
山河は知る
目覚めて叫ぶ 熱き雄叫びが

先に逝く
生ける者よ続け
先に逝く
生ける者よ続け

先に逝く
生ける者よ続け
先に逝く
生ける者よ続け


1980年、韓国の光州で起きた民主化の闘いでは戒厳軍との衝突で多くの若者が命を落としました。
そのリーダー格の若者と、それまでの労働運動でともに奔走し先に事故死した女性の『魂の結婚式』が81年、残った同志たちにより挙行され、そのために作られたのが『彼らのための行進曲』です。
その後韓国の民主化運動の現場では必ずといってよいほど愛唱されてきました。
2013年日本でも上演されたミュージカル『華麗なる休暇』の映画版(2007年)のエンディングにも流されていました。なお原曲名を直訳すると『思慕するあなたへの行進曲』です。
「華麗なる休暇」は1980年5月18日に始まった光州事件の軍の鎮圧作戦名。

あいにくとミュージカルを観ていないですが、観た方に感想を聞きますと、涙・涙の物語、という意見と、軍の弾圧に対して、最後は民衆も武器を持って立ち上がってしまうところに違和感を感じた方、さまざまでした。

ただ、舞台演出に当世流行のプロジェクションマッピングが効果的に使われていたそうです。最近(2013年暮れ)にこの舞台のビデオが頒布されてました。
是非、観てみたいものです。 、

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製作日誌:
平成25年7月13日 歌詞のみ
平成25年7月14日 MIDIをアップしましたけど、韓国語の合唱譜からの作成のため、歌詞付けをどのようにしたらいいか、悩んでおります。
平成25年8月3日 日本語訳歌詞がありましたので、差し替え。
平成25年12月29日 私鉄のうたごえの平井さんから、種々アドバイスをいただき、MIDI,解説共に手直しをしました。
平成25年12月30日 最後にくりかえしを入れました。
メロ譜も作成しました。