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一月一日

【作詞】千家 尊福
【作曲】上 真行

年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり)なき世の めでたさを
松竹たてて 門(かど)ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ

初日のひかり さしいでて
四方に輝く 今朝のそら
君がみかげに 比(たぐ)えつつ
仰ぎ見るこそ 尊とけれ


テレビのお正月番組というと、結構ノリのいいアレンジでこの曲を歌いますけど、2番があったんですね。
なんとまあ、「君が代」なみの歌詞で。

明治26年に文部省により祝日大祭日唱歌に制定されており、その際に、この曲の他、「紀元節」「君が代」もノミネートされております。
当初、二番は、
 初日のひかり 明(あけ)ら行く
 治(おさま)る御代の 今朝のそら
 君がみかげに 比(たぐ)えつつ
 仰ぎ見るこそ 尊とけれ

となっていましたが、大正2年に現在の詞に改められております。
まさに、アジアに侵略を仕掛けている姿を美化してますね。

著作権は切れておりますので、だれか、平成版2番を作りませんかね。

それまでは、これを2番にしておきましょう。
みなさんご存知のバージョンです。
・豆腐の始めは 豆である
・尾張名古屋の 鯱ほこが
・松竹ひっくり返して 大騒ぎ
・芋を食うこそ たのしけれ

JASRAC情報
製作日誌:
平成22年12月8日 歌詞のみ
平成22年12月12日 MIDIをアップ。
手持ちの「日本の唱歌」(飯塚書店)では、テンポを96と指定されておりますが、倍ぐらいのハイスピードで作りました。