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ハテナ?キミガヨ

【作詞】道家桂
【作曲】道家桂

知っていますか この歌の意味を
知っていますか この歌の歴史を
入学式で 卒業式で
生徒に教師にそして保護者も立って
歌わせるこの歌
君って誰のことですか
まさかあなたじゃないでしょう
細石ってなんですか
お酒の名前にあったかな
本当に大切な歌なら
心から歌わせたいなら
なぜきちんと教えないのでしょう
この歌のすべてを

知っていますか この歌の意味を
知っていますか この歌の歴史を
大相撲で プロ野球で
オリンピックで 日の丸を前に立って
歌わせるこの歌
千代に八千代とは誰でしょう
隣のオバサン美千代です。
コケをむしたらどうするの
食べるわけでは無いみたい
本当に素晴らしい歌なら
世界に誇れる歌なら
なぜ歌を強制するのでしょう
歌いたくない人にも

この歌の本当の意味を
戦争で果たした役割を
そして今歌わせる狙いを
あなたにも 知ってほしい


うたごえ新聞2006年10月30日号の「紹介曲」で掲載された曲です。
作者の道家は三重から、2006年のふくいで開催された日本のうたごえ祭典のオリジナルコンサートに出演しました。

ちょっとコミック風な歌詞ですが、「知っていますか?」って訊かれてますので、ご紹介しましょう。
当サイトの「われら愛す」のところで、「君が代の起源」からのホンの抜粋を掲載しておりますので、そちらをご参照ください。

労働組合のアイデンティティとして「がんばろう」
会社では、Corporate Identityとして社歌。(エーちゃんの勤めている会社にはありませんけど)
学校では、校歌。なにアイデンティティって言うんでしょうね。
要は、人集うところに規則があったり、目印があったり、とまあ、国旗・国歌ってIdentityとして非常に重要なものだと思うのですが、我が国にはこれに対するコンセンサスが形成されてませんね。
そりゃ、100%の合意なんて不可能でしょうけど、過去の戦争のあやまちと真摯に向かい合い、世界の平和を希求するなら、一度リセットしてしっかり考えることが肝要だと思います。
それが教育なんですね。
その現場で、とんでもないことが起こっているのがなんともやりきれないところです。

教育基本法の改悪をとめよう!
強制に反対の 自由の風を!
最近、当サイトでもご紹介している「自由の風を!」はそういうことが起こりつつある現場からのうたごえです。

(H19.4.21追記)
教育関連法案が改悪されそうです。

  1. 国が教育委員会への口出しが出来るようにする。
    学習指導要領とか教科書検定で国は教育に口出しをしてますが、更にもっと、と言うことですね。
    旧教育基本法では、政権の教育への政治的な介入に歯止めがかかってましたが、改正基本法では、その歯止めが弱まっています。
  2. 教員の免許を10年更新制にする
    確かに、不適切な教師もいますが、これまで自然淘汰されてきたし、そもそも、教育委員会ってそういうことをしていたんではないですかね。
    ドイツじゃ、運転免許も一度とったら一生モノなんですけど
  3. 管理職を増やす
    会社でもそうですけど、管理職ばっかりの会社は足腰が弱まりますよね。
    現場のベテランを育成してゆくのが、本来のやるべきことじゃないですかね。
こんな三点セットの教育の見直しはごめんです。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成18年11月4日 歌詞のみ
2番の後のCodaの一部の歌詞が不明です。
平成18年11月8日 MIDIをアップ。全体的にギターをかき鳴らしながらってイメージです。
平成18年11月9日 EndingのD→Gm→Dの部分を見直しました。MP3をアップ
平成19年4月21日 Coda部分の歌詞が抜けてました。メロディも手直しです。
うた新掲載楽譜で抜け落ちていたようで、作者の道家さんから楽譜の修正版もいただきましたので、訂正をしました。
ご本人より、「少しでも『九条の会』等の運動に使ってもらえれば幸いです。鈴鹿九条の会では、CDにしていただきまいた」とコメントが付記されてましたのでお伝えします。