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浮浪児の歌

【作詞】矢沢  保
【MIDI製作協力】マルちゃん

おいらは独り 身寄りもない
世間にゃ見捨てられ 吹く風まかせ(x2)

北風寒い 今夜も吹雪
おいらのねぐらは 駅の地下道

盗みは悪い 分かっちゃいるが
こんなヤクザな俺に 誰がしたのか

空きっ腹かかえ じっとうずくまる
財布は空っ尻 服はボロボロ

もうだめだ俺は 凍え死ぬだろう
けれどもだれ一人 泣く奴もない

春がきたなら せめて鶯よ
鳴いてくれよそっと 俺の墓場で


ソヴィエト・トーキー初期の映画「人生案内」の主題歌です。
この映画は、革命直後、巷に溢れた浮浪児に労働の喜びを教え、新しい人生へと導く青年教師の物語です。
この曲は、駅頭でカッパライをやっている浮浪児たちの歌。
日本では、戦前からプロレタリア音楽同盟によって紹介され、よく歌われていました。


JASRAC情報
製作日誌:
平成20年2月1日 歌詞のみ
平成20年2月22日 MIDIをアップ
平成20年3月9日 楽譜をアップ