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ファニタ JUANITA

【原曲】スペイン民謡
【訳詞】不詳

1.月かげは泉に落ちて
  山の端に陽は昇る
  なごりつきぬ今朝の別れよ
  やさしき汝(な)がうたごえよ
   ニタファニタ よりそい来たれ
   ニタファニタ わが胸に

2.月かげは夢路を照らし
  よろこびは はてもなし
  なごりの夢 朝日に消えて
  一人帰る さみしさよ
   ニタファニタ よりそい来たれ
   ニタファニタ わが胸に


スペインと云うと、ハバネラ、ホタ、ボレロといったリズミックな感じが多い中で、ナントもしっとりと聞かせてくれます。ともしびの「うたの世界533」や、トミでも定番として歌われてます。

6行の詞ですが、2行x3の構成になってますね。
最初の2行は、ゆったりとした前の晩の余韻を形容し
次の2行では、ファニタと云う女性への感情が高まって
最後の2行で、別れ難さを歌ってます。

「一人帰る」っていうのは、結婚前の若者か、中年の不倫か。さてさて、なんとも想像を掻き立ててくれる曲であります。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年10月30日 歌詞のみ
平成17年11月3日 MIDIを作成しました
平成17年11月6日 間奏を2小節追加。