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どん底の歌

【作曲】ロシア民謡
【作詞】GORKIJ MAKSIM 
【訳詞】小山内 薫 
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

1.夜でも昼でも 牢屋は暗い
  いつでもオニめが あああ
  えいやれ 窓からのぞく

2.のぞことままよ 塀は越されぬ
  自由にこがれても あああ
  えいやれ 鎖は切れぬ

3.ああこの重たい 鉄の鎖よ
  ああ あのオニめが あああ
  えいやれ 休まぬ見張り


最近では、監獄でも囚人の人権擁護とかで、結構快適になっているらしいすけど、それでも名古屋刑務所の事件など、メチャクチャやっているんですね。「塀の中のナントカ」という本を書いた元ヤッちゃんがもてはやされていた頃、「図解これが刑務所だ!」みたいな本を立ち読みしたことがあるんですが、収監される時はスッポンポンにされてケツの穴の中までチェックされるとか。こういう本を読むと、抑止力になりますね。電車の中で、間違ってもチカンの冤罪だけは被らないようにしようと云う気になります。
現代は、まあ、こんな他愛の無い話でごまかせますが、この歌の当時。ウチのようなHPを立てているだけで、しょっ引かれるなんてこともあったんでしょうね。(現代の世の中でも、この広い地球では、まだあるかも知れませんね)
「街のざわめきも聞こえず」のところでも述べてますが、とにかく当時の牢屋は陰湿です。絶対に入りたくないですね。エーちゃんナンざ、拷問にかかってちょっとコチョコチョとくすぐられた位で、「ヘイ、お代官様、あっしが悪ゥ~ございました」ってなっちまうんだろうな。
性も無い話のついでに、「コチョコチョ」だけど、このまえ、熊本の人と話てたら、あっちでは「コショコショ」だって。全然くすぐったくないよ。

マイドの無駄話で、このページでは新宿のうたごえ酒場「どん底」の話が出てくるだろうと期待された方、スイマセン。またの機会に。

H15.8.24 歌詞2行目の最後、「アーア」を「あああ えいやれ」に変更しました。「どん底」では、このように歌われていたとのこと。歌集によって、アーアだけのものもあれば、うたごえ愛唱歌では、「あああ えいやれ」になってました。

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年6月27日 歌詞のみ
平成15年6月28日 MIDIデータ作成
平成15年8月16日 前作がどん底と云う割りに明るすぎたんで、暗いイメージにしました。
平成15年8月24日 歌詞2~3行目嘆きのため息、ア~アを、「あああ えいやれ」にしました。
これは森のクマさんからのご指摘をいただきました。