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チャンチキおけさ

【作詞】門井八郎
【作曲】長津義司

月がわびしい 露地裏の
屋台の酒の ほろにがさ
知らぬ同志が 小皿たたいて
チャンチキ おけさ
おけさ切なや やるせなや

一人のこした あの娘
達者でいてか おふくろは
すまぬすまぬと 詫びて今夜も
チャンチキ おけさ
おけさおけさで 身をせめる

故郷(くに)を出る時 持って来た
大きな夢を さかずきに
そっと浮かべて もらすため息
チャンチキ おけさ
おけさ涙で くもる月


うたごえINひの」のテーマソングのひとつ。
(もうひとつは、オリジナルの「青春万々歳」

佐渡おけさをモチーフにしておりますが、もともと、新潟には「おけさ」が多くて、何でかというと、新潟に「お桂さん」という芸者さんがおりまして、「お桂さん節」が転化したものだとか。
「お袈裟」からきたという説、桶屋の佐吉という説などなども。

原曲は、熊本県天草地方の牛深ハイヤ節といわれてます。
数年前にNHK教育で牛深ハイヤ節の特集をやっており、その際に、ハイヤ節をゆっくり演奏すると佐渡おけさになるという「実験」をしておりまして、ヘ~~ッと思ったことがありました。

この曲は、佐渡おけさ風にゆったりと、しみじみと歌う感じですが、最近は、アップテンポでノリノリに歌うこともありますね。ハイヤ節のDNAがこんなところに顔を出したということでしょうか。

JASRAC情報
製作日誌:
平成19年8月26日 歌詞とMIDI