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アフリカの呼び声(The Call Is Heard)

【作詞・作曲】B.Senzo
【訳詞】山中 周・山本忠生・渡辺一利
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky

いま 呼び声が聞こえる 闇の中
おお 時は今 我等をみちびく声
いま 立ちのぼる朝もやの向こうから
おお 呼び掛ける 我等の団結を

男も女たちも 言葉の違いこえて
すべて 憎しみを捨て 一つのアフリカめざせ
男も女たちも 言葉の違いこえて
すべて 憎しみを捨て 一つのアフリカめざせ

※すべての友よ歌え アフリカをたたえよう

※(くり返し 二回)

いま 呼び声が聞こえる 闇の中
おお 時は今 我等をみちびく声


 解説によると、1991年に来日した南アフリカ民族会議の歌舞団アマンドラの音楽テープに収録されていた曲を訳されたようです。アパルトヘイトがこんなに早く無くなるとは私も思ってもいませんでした。当時、日本人は名誉白人とされ一応の待遇がなされていましたがそれはあくまで暫定的なものであるという差別付きでした。

 南アフリカを訪ねたとき、ケープタウンの沖には今世界遺産になっている当時アパルトヘイトに反対した人たちが入れられていた監獄島があり訪れてみました。
街が見えるが帰れないというたいへんな嫌がらせになる立地条件にあります。マンデラ氏もそこで18年間過ごされました。
案内の為に用意されたバスに乗り、私はその島で亡くなった人たちのお墓を見て涙を流し、ハンカチちり紙状態で、他の方からちり紙をいただきました。
その時ふと周りを見ると乗り合わせた人々はたまたま白人ばかりで誰も泣いていませんでした。きっと人間は自分に降りかからないことは他人事と移るのでしょうね。
その後、監獄の方を見学いたしました。案内にあたった人はアパルトヘイトに反対した元囚人。3年間入っていたそうです。説明が英語で半分くらいしか意味がわかりませんでしたが、刑務所内は刑事犯と政治犯に分けられ、政治犯は特に罪が重かったそうです。囚人はABCと3ランクに分けられ、雑居、独房、独房(書物・新聞許可)とあり、マンデラ氏は新聞が読める比較的恵まれた立場にあったそうです。(Iwakichsky)

8月9日月曜日に大阪肥後橋のPeople'sにお邪魔しました。ここは土曜日はうたごえ喫茶になるのですが、普段は一風変わったパブです。
ここのバーテンさんがたまたま南アから来ておられるかたで、現在の白人比率を訊いてみてびっくり。以前は20%だったのが、1994年アパルトヘイト廃止後には30%に増えているとか。理由の説明を聞いたのですが、あいにくエーちゃんのプアーな英語力では理解できませんでした。トホホ。 【参考資料】
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/world/20000403sc22.htm
http://www.nishi-shinjuku.net/~africa/southern_africa/south_africa/chronicle.html
http://www.edit.ne.jp/~guro/kuroji/robben_island.html
http://www.sunqueen.co.jp/africa/heritage.htm

【映画案内】
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/7870/movie1.html(スティーブ・ピコの物語)
http://www.amandla.info/(ソウェト蜂起)

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成16年7月17日 歌詞のみ
平成16年8月21日 MIDIをアップしました