防風林(矢臼別にて)

【作詞】森田ヤヱ子
【作曲】藤原富枝 楽譜はこちら

1.白樺の林がつづき
  カラマツはこの手で植えた
  防風林はスッキリと立ち
  切り拓いた畠を守る

2.クマ笹のしげる丘に
  春をまつ鳥が啼く
  豪雪をふるい落として
  エゾマツは畠を守る

3.這い松はみどりをふき
  地ひびきにゆるがぬ姿
  着弾地につきささる
  砲弾の赤い火が燃え

   (間奏)

4.石狩の流れゆたかに
  北の大地にひびく歌は
  「撃つのを止めよ、いますぐに」
  平和こそ輝く生命
  平和こそ輝く生命



更に詳しい地図は国土地理院からどうぞ。
川瀬牧場の日没直前 -7℃
写真提供:週間矢臼別ニュース
矢臼別については、「週間矢臼別ニュース」をご参照ください。
厳寒の北海道の様子、基地問題など多彩なHPです。是非一度訪れてみてください。

森田ヤエ子さんは、1992年8月に矢臼別を訪問されてます。その際に作られた「生命輝く」という詩がその年の平和盆踊りの会場で発表されております。

歌詞の4番、「石狩の流れ豊かに」とありますが、矢臼別には、石狩川に関連するものはないそうです。上記の地図にあるように、流れているのは、「風蓮川」です。このことについて、作曲をされている藤原さんは、次のような推測を立ててます。

  1. 「矢臼別?どこ?」という方のために、「北海道ですよ」ということを云わんがために、そのシンボリックな意味合いとして石狩川を出したもの
  2. 3番までは矢臼別のことを歌っており、4番は矢臼別を離れて、広く北海道のことを歌って、「矢臼別や石狩川がある北の台地(北海道)にひびく歌」

皆さんはどう思われますか?

北海道別海町には陸上自衛隊矢臼別演習場というのがあるんです。
ここでは、憲法で明確に放棄している「武力」の演習をやっているんです。それも、アメリカの海兵隊となかよく。何のためなんですかね。

藤原さんの1996年4月の作品。当HPでは、6曲目です。

第40回矢臼別平和盆踊り

(週間矢臼別ニュース 浦さんから)
毎夏8月第2日曜日に矢臼別平和盆踊りが開かれています。
今年は前夜祭が8月6日(金曜日)
   本祭日 8月7日(土曜日)
   お別れ日8月8日(日曜日)

更に、米海兵隊の射撃訓練が8月にありますから反対闘争をいつもに増して強めなくてはなりません。
前夜祭の3日前から盆踊りの設営隊が活動を開始します。最近は日帰りする方も多くなりましたが、早この設営から盆踊り大会に参加する泊まり込みの方も。そして矢臼別生活をする訪問者もいます。(全国から)

 私も22回大会からの参加者の1人です。東京から毎夏、設営から参加している方もいます。

 もし時間があって夏は北海道と予定されている方は道東は別海町、川瀬牧場にお立ち寄りください。その頃には現在改築中の「平和の家」が宿泊できるようになっている筈。

 盆踊り、私のお薦め、本祭夜の矢臼別原野の花火です。それに、どんな天候でも取りやめた事が無い。だからせっかく行ったが取りやめだったーはありません。花火も上がるのです。


JASRAC情報

製作日誌:
平成16年2月22日 歌詞のみ
平成16年2月28日 ピアノ譜からMIDIを作成しました。エーちゃん55歳の最初の作品。あ~~、トシだなぁ
前奏(8小節)の最後と、エンディングの最後にBellTreeを使ってます。GeneralMIDIでは発声しませんが、XGでもGSでもOKのはずです。GS音源の方、ちゃんと聞こえてますでしょうか、シャラ~~ンって音です。大阪・ピコピコノルドのドラマーさん(社長さんだけど)がこのBellTreeを使うのが好きで、つい使いたくなってしまいました。
平成16年3月22日 今年の矢臼別平和盆踊りについて浦さんから情報をいただきました。
行きたいよ~~~