ベトナムの乙女たち

【作詞・作曲】フォン・ホン
【訳詞】関 鑑子
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky

1.雨降る夜も 晴れの日も
  闘い続く 解放戦
  後方を守る 乙女たち
  針もつ手に 祈りこめ
  勇敢な兵士に負けず
  生産目標 仕上げよう
   *さあ力を合わせ仕上げよう
    さあ力を合わせ仕上げよう

2.みんなそろって 苗植えよう
  苗はまっすぐ さあ植えよう
  後方を守る 乙女たち
  工場に働く労働者
  解放軍の服 いそげ
  解放軍の服 いそげ
   *(くりかえし)

3.服ぬいあげた 冬がきた
  明日はこの服 前線へ
  後方に働く 乙女らの
  心をこめた贈物
  兵士の胸にとどくでしょう
  兵士の胸にとどくでしょう
  *(くりかえし)


1000曲集のベトナム関連の曲はこれで全部MIDI化完了。Iwaちゃん、ご苦労様でした。
1965年の日本のうたごえ歌曲集に掲載された曲。

国を挙げて闘う、というのは、なんとも恐ろしい話です。でも、人間は、こういう目標を持つとモチベーションって上がるんですね。
ところが、この逆の話が、昔のMade in Japan。
粗悪品の代名詞でした。
日露戦争のとき、支給された軍服のボタンが糊付けだった、というはなし(「橋のない川」の一節ですが、この部分が小節じゃないでしょうね)。いくら急いでいると云っても、これじゃね。
「いろはかるた」を子ども頃によくやりました。その中で「安物買いの銭失い」というもの。絵札の漫画とあいまって、どういうワケか記憶に残ってます。多分、オフクロがいつもそうやってぼやいていたからじゃないかな。

それが(たまたま今朝の朝日新聞でも特集をしてましたが)、ウオークマンやスーパーカブあたりから、俄然Made in Japanの価値がアップします。
その後は、タイムマシンで未来からキングギドラを現代の日本に送り込んで、猛威を振るうMade in Japanを滅多打ちにしよう、というところまで追い込まれてたのが1991年。
ゴジラに助けられたものの、日本はMade in Chinaが席捲する時代に。
う~~ん、困ったもんじゃのう。

本題ですが、
「泉のほとり」のイメージに近い、明るくポップな曲。こういう曲には、PopCornという曲があって、ポップコーンがはじけるような音を鳴らしてましたけど、ああいう音色がMIDIにあったらいいなぁと常々思っております。

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製作日誌:
平成17年8月26日 歌詞のみ
平成17年9月19日 MIDIをアップ