夕べのうたごえ

【作詞】すずききよし
【作曲】すずききよし

苦しい闘いに 二人は離れても
若者と娘は 歌声かわしつつ
ともに進み行く 平和を守るため

水面に陽は落ちて 星影またたけば
若者は娘想い 愛の歌うたう
川面に流れ行き この声とどけよ

夜空にはせる夢は 娘も同じ夢
※平和を闘いとり 自由の国を築き
 みんなの幸せを ともに歌う日よ

※くりかえし


1959年の日本は、60年安保に向けて荒れ狂ってました。
政府は、あらかじめ、官公労働者の組織を破壊するために、合理化と称して、活動家たちをどしどし配転させていました。
当時、作者のすずききよしさんは、福岡市の全電通のうたごえ合唱団の指導にいっておりました。
配転で、筑後川の上流と下流に引き裂かれしょんぼりとしていた男女に「負けるな、うたごえの種が2粒蒔かれたんだから、それぞれのところで大きく花をさかせよう:毎晩9時になったら川岸に立って、この歌を二人で歌うんだ。声は聞こえなくっても、きっと心は届く。通い合うだろう」といって励まして作った歌だそうです。

今なら、さしずめSkypeのWebTV電話で、相手の顔を見ながら話もできるでしょうし、
彼女の家の近くは、Googleのストリートビューで360度の様子もうかがえるし・・・
そういえば、このストリートビューで、知っている人のマンションや自宅を表示してみると(のぞき見的ですが)面白いですね。都内などサービスが提供されている地域の方はまずは自宅のチェックを。

これがエーちゃんちの近所で、この路地を入ったところなんですけど、あいにくと自宅そのものは写ってませんでした。
でも、中には、洗濯物が写っていたり、歩行者の顔もしっかりと写っていたり、プライバシーってどうなっているんでしょうね。一応、申告するとぼかしを入れてくれるらしいですけど。
例えば、仙台のバラライカなんか、住所を入れると(仙台市青葉区中央4-9-30をコピペしてください)一発で見つかりますね。9/23の30周年祭に行かれる方は、地図をみるより、まずこちらで駅からの徒歩コースのバーチャル体験をするなんて、いいかもしれません。

JASRAC情報

製作日誌:
平成16年2月1日 歌詞のみ作ったのですが、どういうわけかH20/8/23まで陽の目を見ませんで、夕べのままでした。
平成20年8月27日 MIDIをアップ