夕張わがふるさと

【原詞】炭労夕張支部労組有志・夕張市民有志
【作詞・作曲】木下そんき

1.緑萌えたる夏 黒い水流る川よ
  木々を渡る風にとび回る子らよ
  ※ああ炭坑(ヤマ)に生き
   喜びも悲しみも
   山なみ続く 夕張の街

2.秋は紅の山 雲も涼やかに流れ
  かあさんと手をつなぎ盆踊り
  ※くりかえし

3.はく息も凍る冬 雪は音をたてきしむ
  サイレン響く中を 炭坑(ヤマ)に向かう父さん
  ※くりかえし

4.春は雪解けの音 青く芽を出すふきのとう
  吹く風は寒くとも やがて来るその日
   ああ炭坑(ヤマ)に生き
   喜びも悲しみも
   守れふるさと 夕張の街


1月4日に31母ちゃんさんからリクエストをいただき失念しておりました。SORRY

1981年10月に夕張炭鉱ででガス突出および二次災害(ガス爆発)により死者93人,重軽傷者39人の罹災者を出した炭坑災害が発生。これを契機に会社側が決定した閉山に抗して闘う現地の声をうたごえにしたものです。

MIDIはピアノ伴奏風にしております。
1番・2番はアルペジオ、3番はノークターン風、4番にはオーケストラ風のバックを軽く付けてみました。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年3月13日 歌詞のみ
平成17年3月15日 MIDI作成
平成18年11月18日 ああ山に生き・・ 山に向かう父さん
でいうところのヤマは、炭坑(ヤマ)であって、山ではないですよね。
すずき産地さんから掲示板でご指摘をいただきました。