秋止符

【作詞】谷村 新司
【作曲】堀内 孝雄

左ききのあなたの手紙
右手でなぞって真似てみる
いくら書いても埋めつくせない
白紙の行が そこにある

友情なんて呼べるほど
きれいごとで済むような
男と女じゃないことなど
うすうす感じていたけれど

 あの夏の日かなかったら
 楽しい日々か続いたのに
 今年の秋はいつもの秋より
 長くなりそうなそんな気かして

夢を両手に都会(まち)に出て
何もつかめず帰るけど
やさしさの扉を開ける鍵は
眼れない夜がそっと教えた

心も体も開きあい
そこから始まるものがある
それを愛とは言わないけれど
それを愛とは言えないけれど

 あの夏の日がなかったら
 楽しい日々が続いたのに
 今年の秋はいつもの秋より
 長くなりそうな そんな気かして

 春の嵐か来る前に
 暖かい風か吹く前に
 重いコートは脱きすてなければ
 歩けないような そんな気かして


アリスの1979年のヒット曲です。

終止符をもじって「秋止符」というネーミングがいいですね。
「覆水盆に返らず」というのがありますけど、「あの夏」になにかがあったんですね。
ま、人間って、こうやって過ちを繰り返しながら成長して行くんで、気にすることはないんでしょうけど、それも、あくまでも若者のはなし。ですね。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年9月5日 歌詞のみ
平成20年9月13日 MIDIをアップ
楽譜通りに打ち込みましたが、どうも違和感があるので、エーちゃんの普段歌っているような感じにしました。もっとも、採点で60~70点程度しか採れないカラオケですけどね。