青春サイクリング

【作詞】田中 喜久子
【作曲】古賀 政男

1.緑の風も さわやかに
  握るハンドル 心も軽く
  サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
  青い峠も 花咲く丘も
  ちょいとペダルで 一越えすれば
  旅のツバメも ついてくる ついてくる
  ヤッホー ヤッホ ヤッホ ヤッホー

2.行こうよ君と どこまでも
  弾む銀輪 リズムに乗って
  サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
  波もささやく 浜辺の道を
  若い歌声 合わせて走りゃ
  潮のかおりが 夢を呼ぶ 夢を呼ぶ
  ヤッホー ヤッホ ヤッホ ヤッホー

3.夕焼け空の あかね雲
  風にマフラーを なびかせながら
  サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
  走り疲れて 野ばらの花を
  摘んで見返りゃ 地平の果に
  明日も日和の 虹が立つ 虹が立つ
  ヤッホー ヤッホ ヤッホ ヤッホー


新宿「トミ」の定番です。
昭和32年小坂一也のヒット曲です。

小坂一也は、ビートルズ以前のアメリカンポップス全盛時代に、エルビスプレスリーやウエスタンなどを歌ってましたよね。あんまり記憶にないのですけど、当時毎週「ザ・ヒットパレード」をワクワクしながら見てましたけど、多分常連さんだったんだと思います。演奏がスマイリー小原とスカイライナーズ。
司会はコロコロ交代してましたけど、ミッキーカーチスとか。
歌手では、ザ・ピーナッツ、中尾ミエ、伊藤ゆかり、園まり。男性陣では、尾藤いさお、飯田久雄などなど。

で、本題です。
この曲は、そのザ・ヒットパレードが始まる前の曲です。と云うことは、小坂一也、こういう青春モノもやっていたのですね。それが、ザ・ヒットパレードでアイドル系に変身したわけですね。
最近、見ないな、と思ってましたら、1997年食道癌でなくなられたそうです。62歳。合掌。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年3月5日 歌詞のみ