無縁坂

【作詞】さだまさし
【作曲】さだまさし
【MIDI製作協力】マルちゃん

母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登る度 いつもため息をついた
ため息をつけば それで済む
後だけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は とてもやわらかだった
 運がいいとか 悪いとか
 人は時々 口にするけど
 そういうことって確かにあると
 あなたをみててそう思う
忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な
ささやかな僕の 母の人生

いつかしら僕よりも 母は小さくなった
知らぬまに 白い手は とても小さくなった
母はすべてを暦に刻んで
流して来たんだろう
悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに
 運がいいとか 悪いとか
 人は時々 口にするけど
 めぐる暦は季節の中で
 漂い乍ら過ぎてゆく
忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な
ささやかな僕の 母の人生


グレープの1975年のヒット曲です。
最近、ともしびの店内歌集で取り上げられております。

無縁坂というのは、東京・湯島にあります。
上野・不忍池の西方面が地下鉄千代田線の「湯島駅」。さらに西へ行った旧岩崎邸の北側の坂がそうです。
Googleストリートビューでご覧ください。

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年10月3日 歌詞のみ
平成20年10月23日 MIDIをアップ