青葉城恋唄

【作詞】星間 船一
【作曲】さとう宗幸

広瀬川 流れる岸辺 想い出は かえらず
早瀬 おどる光に ゆれていた 君のひとみ
※季節(とき)は巡り また夏が来て
 あの日と同じ 流れの岸
 瀬音ゆかしき 杜のみやこ
 あの人は もういない

七夕の かざりはゆれて 思い出は かえらず
夜空 かがやく星に 願いをこめた 君のささやき
 季節(とき)は巡り また夏が来て
 あの日と同じ 七夕まつり
 葉ずれさやけき 杜のみやこ
 あの人は もういない

青葉通り 薫る葉みどり 思い出は かえらず
木かげ こぼれる灯火に ぬれていた 君のほほ
 季節(とき)は巡り また夏が来て
 あの日と同じ 通りの角
 吹く風やさしき 杜のみやこ
 あの人は もういない

※くりかえし


仙台城址(青葉城跡)へは、JR仙台駅からバスで30分程度。
伊達政宗公が築いた仙台藩62万石の居城でした。
当時の面影は、この石垣に残るだけで、史跡としての発掘作業もほとんど手付かず。
敷地の大半を「護国神社」が占めておりどういうわけか、そういう風になっているらしいです。

こちらは広瀬川
宮城県中部を西から東へ流れる名取川最大の支流で、延長44kmにもなる川です。奥羽山脈の関山峠(594m)が源流で,愛子(あやし)を通り、仙台市街地で南に曲がって、名取川に合流して仙台湾に注いでいます。

2番の七夕は有名ですね。
東京では、7月7日が七夕ですが、仙台では、豪華な吹流しが有名で8月6~7日に市役所前の定禅寺通りを舞台にパレートも繰り広げられます。

昭和60年に「青葉まつり」が復活。
政宗公をまつる青葉神社のおまつりで、5月の第3日曜日とその前日に武者行列、5mを超える山鉾巡行などが行われます。

この曲は昭和53年のリリースです。もし、昭和60年以降に出てきていたら、4番に「青葉まつり」が入ったかもしれませんね。ところで、3日前に、ラップ調「青葉城恋唄21」がリリースされてますけど、入っているのかな?

JASRAC情報

製作日誌:
平成18年5月11日 歌詞のみ
平成18年5月12日 仙台バラライカ訪問記作成準備のためMIDIをこっそりとアップ
平成18年5月19日 当初「時はめぐり」となっていた部分は、その後「季節(とき)は巡り」に推敲されたとの事です。流れさんからの情報でした。ありがとうございます。
平成18年5月22日 掲示板で31母ちゃんから歌詞の間違いのご指摘をいただきましたので修正。
また、テンポも速すぎるということで、85→80の減速をしました。