あの娘たずねて

【作詞】永井 浩
【作曲】櫻田 誠一
【MIDI製作協力】マルちゃん

花の東京の ど真ん中
ぐるり廻るは 山手線
皇居丸ビル 右に見て
とんと一駅 下ります
そこが初恋 有楽町
いつもあの娘と あった町
ところが世間 ままならず
別れ別れの 西東
どこであの娘は あゝ泣いてやら

水の都の 大阪は
僕にゃあんまり 広すぎて
昨日ミナミに 今日キタへ
足も重たく なりまする
一つうわさを 追いかけりゃ
いやになります 寂しさで
涙が泳ぐ この胸は
いつになったら すっきりと
誰かあの娘を あゝ知らないか

船が着く街 高松は
今日の泊まりは 決めました
例え三年 五年でも
あえるつもりの あうつもり
瀬戸の夕陽に 手を合わす
僕の心は せつないに
あの娘はどこへ かくれんぼ
僕の呼ぶ声 聞こえたら
顔をも一度 あゝ見せとくれ


昔は、「山手線」は「やまてせん」と言っていたのですが、1971年から「やまのてせん」と「の」が入りました。
この曲は、1966年の曲ですので、まだ「の」抜きなんですね。
京浜東北線などと合わせて、「国電」って言っていたのですが、この名称変更時に「E電」と変更になったのですが、こちらは全然定着しませんでした。
そのもっと前は、「省線」っていってました。

この曲は、よく耳にするのですが、「あの娘たずねて」というタイトルだというのは知りませんでした。
でもこうやって歌詞をじっくりと見ますと、なんか、けなげな男の子の様子がうかがえますけど、あの娘は、一体、どうしちゃったんでしょうか?
そんな彼の気持も知らずに、さっさと結婚していたりして。

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年6月14日 歌詞のみ。
昨日(2009/6/14)のNHKのど自慢でやっていて、曲は知っているが、タイトルは知らなかったもんで、へ~っと思った次第。たまたま、うちに楽譜がありました。
平成21年6月16日 MIDIをアップ