あの人の日曜日

【作詞】門倉さとし
【作曲】すずききよし

あの人の日曜日には
あさがない あさがない
徹夜の仕事で洗濯できない
あの人の日曜日には
あさがない あさがない
たのんでくれれば洗濯するのに

あの人の日曜日には
おかずがない おかずがない
やおやも魚屋も 売り切ればかり
あの人の日曜日には
おかずがない おかずがない
たのんでくれれば買物するのに

あの人の日曜日には
休みがない 休みがない
いつも忙しくて恋人もできない
あの人の日曜日には
恋人がいない 恋人がいない
たのんでくれればおよめにいくのに


大阪のすずききよしさんと関東の門倉さんの出会いは大阪労音だったようです。
大阪労音の黒須さんという方から門倉さんの詩を紹介されて作られたのがこの曲で、当時(って、いつだろう。すくなとくとも、参考にしている楽譜~フォークフォークが発行された1972年まえでしょうけど)、高石友也がビクターレコードからリリースしたとのこと。
「平凡」という歌謡曲・和製POPSファン向けの月刊芸能誌がありまして、そこで、「戦後、これほどさわやかで感情のあるラブソングはない」とベタホメされています。
といいつつ、ある女性シンガーが「こんなかわいい女の子なんでもういませんよ」っていっており、作者のすずききよしさんも「なんと、今の(1970年代ですよ)の女性は冷たくなったもんだ」とガッカリしたそうです。しかし、後日談があって、その歌手さん、実は「好きな人のためには、この歌のようなこともしてあげたい」という本音をもらしており、すずききよしさん、ホッとしたとか。

JASRAC情報

製作日誌:
平成16年2月1日 歌詞のみ作ってあったんですが、どういうわけか、H20/8/23までお蔵入りでした。
平成20年8月27日 MIDIをアップ
「ロシア民謡風にブンチャ、ブンチャという感じが合います」というコメントが記載されておりますので、そんな感じで作ってみましたけど、フンガ・フンガいう感じがロシアンかいな、って思います。