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私は海

【作詞】くわはらようこ
【編詞/作曲】ふじわらとみえ

降りそそぐ光
目覚めていく大地
輝く季節をうつし
湧き上がる 泉のように
喜びにあふれた日々
私は海

時は過ぎて
干からび さまよう私
消え入りそうな いのち抱き
愛おしみ 願いを込めて
鳥たちのように旅する
私は海

耳を澄ませば
波は昼も夜も
奏でる 未来へのリズム
目覚めよ いのちたちよ
夢にたどり着くまで
私は海


平成19年2月17~18日 熊本の宮原温泉で九州のうたごえ創作交流会が行われました。

詩はくわはらようこが諫早湾を訪れた時につくったもので、
作曲のふじわらとみえ
1番は「宝の海」と呼ばれている有明海の健康な頃の姿を表し、
2番がギロチンが落ちた後に海の底が見え、水溜りであえいでいるむつごろうやタイラギ、乾ききった土の上に横たわる生き物たちの死骸のこと、
3番が海の祈りを歌った歌という曲想を持ったそうです。

そして、時を重ね、海が以前のように美しくなりますように、と願っています。

原詩:私は海

降りそそぐ光
目覚めていく大地
輝く季節をうつし
湧き上がる 泉のように
喜びにあふれた日々
私は海

時は過ぎて
干からび さまよう私
消え入りそうな いのち抱き
愛おしむ心 願い込め
鳥たちのように旅する
私は海

耳を澄ませば
波は繰り返す 昼も夜も
奏でる 未来へのリズム
目覚めよ いのちたちよ
時を重ね 夢にたどり着くまで
私は海

JASRAC情報

製作日誌:
平成19年3月1日 歌詞とMIDI
平成19年3月2日 歌詞にあわせたMIDIの調整