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うでをくめ

【作詞】石原いっき
【作曲】石原いっき

1.朝焼けの空に 自由の旗かかげ
  いま闘いに立ち上がる
  スクラムは命
  励ましは団結
  弾圧跳ね返す 腕を組め

2.愛する者のため 自由の旗守り
  いま闘いに立ち上がる
  苦しみは力
  悔しさは怒り
  首切り許さない 腕を組め

3.未来呼ぶ声に 自由の旗なびく
  いま闘いに立ち上がる
  結ぶ手は誓い
  歌声は連帯
  勝利の明日へ 腕を組め

  弾圧跳ね返す 腕を組め


日立武蔵での田中さん解雇撤回闘争19周年によせて、という副題が付いている曲です。
その内容については、こちらを参照してください。

ちょっと前までは、簡単に首切りってやられてましたよね、消耗品みたいに。
でも、大体において、首切られて仲間達が撤回闘争で支援をしてくれるような人って、結構会社にとっても長い目で見ると重要人物なんじゃないかな。
多分、世の中には首切られても、周りの人も気が付かないウチにいなくなっちゃったというような人もゴマンといるんじゃないかなと思います。さらには、「あいつ首切られても仕方ないよな」なんて思うわれちゃうような人も。

しかし、最近は、労働基準監督もしっかりしてきて企業側も簡単には首切りが出来なくなってきており、それはそれとして過去長い間の幾多の首切り撤回闘争の成果だと思います。
が、その反動として(因果関係は難しいところですが)派遣社員という簡単にクビがきれる(=契約を打ち切れる)労働力が溢れ返ってしまってます。ウチの会社でも、正社員3に対して派遣社員1の割合になってます。

会社側からみると、派遣社員のメリットは
 (1)福利厚生込みで費用計上ができる
 (2)人事管理コストがかからない、などなど
採用している現場から見ると
 (1)即戦力になる
 (2)本社費(OverHead Cost)がかからない、などなど

ところが、結局、派遣会社が儲けている分、外部流出が増えるんですよね。
この外部流出と採用のミスマッチによるコスト増のバランスでこういうことになっているんですね。
ということは、人事が採用をきちんとやらずに外部流出コストでリスクヘッジをしていることになります。
もっと人事部がしっかり仕事すれば正社員を増やせるということになります。

おかげで派遣業界は大繁盛。
手元の会社四季報をみてみますと、例えばパソナは、今年5月期の決算予想は、売り上げ203,500百万、経常利益9,190百万。
うちの会社なんか、経常1%以下ですから、派遣社員のピンはねでいくら儲けているか、一目瞭然ですね。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成18年1月3日 歌詞のみ
平成18年1月6日 MIDIを作成