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防人のうた

【作詞】不明
【作曲】不明

1.昔ある若者が 夜の浜辺で
  波の音にあわせ 竪琴を弾いていた
  その夜の空は晴れ 遠くの沖へ
  静かに静かに 消えていった

2.むなしその調べ さざ波にのれ
  遥か故郷(ふるさと)よ 恋しい母よ
  懐かしその日々は 遠くの沖へ
  静かに静かに 消えていった

3.波の中に消える 防人のうた
  残る琴の調べ 涙を流し
  敗れし若者は 空の星へと
  静かに静かに 流れていった


ワイさんからのリクエストです。
本田路津子の「防人のうた」ということですが、少なくともネット検索(JASRACのデータベースも含めて)ではヒットしませんでしたが、テープをお持ちということですので、そうなんでしょうね。(とまだ、疑っている....ワケじゃありませんよ)
中学の時に「むかしむかし」という題の歌詞をワイさんから教えていただきました。
あれれ、歌詞が6行もある。

久野静夫 作詞
1.とおいとおい昔 夜の浜辺で
  若者ただひとり 竪琴を弾いていた
  その夜の空は晴れ 月はかがやき 
  黄金色の波が ささやいていた
  竪琴の響きは とおくの沖へ
  静かに静かに 流れていった

2.その調べに合わせ 波の中から
  夢のような歌が 若者を呼んでいた
  その歌にさそわれて すべてを忘れ
  声をもとめ沖へ 泳ぎだした
  夜は明けて砂浜に のこる竪琴
  その日から若者を 誰も見ない

JASRAC情報



ところで、西武新宿前の旧「灯」の「ミュージック専科」第1集に、同じメロディで別歌詞が載ってます。以下にご紹介しましょう。

昔ある若者が

1.昔ある若者が 望んだ事は
  ただひたむきな 愛への讃歌
  真昼の太陽の 光を浴びて
  素晴らしい真心を 裸で受けた
2.昔ある若者が 悩んだ事は
  過ぎ去った人への 愛の慟哭
  めぐり逢いの夢は はかなく破れ
  淋しく一人月をみて しみじみ泣いた
3.昔ある若者が 祈った事は
  我が心の糧の 愛への調べ
  今は遠い彼方の 青春を偲んで
  切なく淡く星空に 流れて行った

H16.1.12 ヤスさんのカキコ(スレ#2105)から転載
この歌はここに載っている最初の歌詞でCDになっています。(昔のレコードの復刻ですが。)
それは、「シュリークス」と言うグループです。このグループは、1970年前後に活躍していたグループで、最後にはいまの「イルカ」がいました。その前には、イルカのだんな(神部和夫)と後にかぐや姫のメンバーとなる「山田パンダ」がいました。(もともとは早稲田のフォークソング研究会のメンバー)
このCDでは、この詞で作者不詳、補作詞 神部和夫となっています。
当該部分の

JASRAC情報

製作日誌:
平成15年11月1日 歌詞とMIDIをアップ
平成15年11月7日 「作成中」に出戻り
「むかしむかし」の歌詞を掲載。
平成16年1月12日 歌詞四行目のメロディーを変更。
ワイさんから本田路津子のものを教えていただき、それにあわせました。