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おいらの空は鉄板だ

【作詞】白井道夫・すずききよし
【作曲】すずききよし

1.おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
  しゃばの空にはよ 太陽がさぞ明るかろ
  おいらの空にはよ 裸の電灯が暗い

2.おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
  ビルの上ではよ ビールがさぞ冷たかろ
  地下じゃ泥水が 地下足袋冷たく濡らす

3.おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
  ちょっくら覗けばよ ネオンがまぶしく光る
  おいらの夜はよ 飯場で焼酎が待ってるぜ

4.おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
  工事終わればよ 俺たちゃお払い箱だよ
  明日もどこかでよ また穴掘るもぐらもち

5.おいらの空には穴がある おいらの空は鉄板だ
  故郷のおっかあよ 田んぼに草はやすなよ
  太郎も次郎も しっかり勉強しろよ

  エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
  エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
  エンリャー テンリャ エンリャー テンリャ
  エンリャー テンリャ エンリャーサー


日本には、労働そのものを歌った労働歌って少ないですね。
炭鉱節などの民謡は別ですよ。
アメリカフォークなら「橋を作ったのはこの俺だ」とか「線路の仕事」など、いろいろあります。
そんな中で、日本を代表する労働の歌がこの曲だと思ってます。

地下鉄だか、地下商店街だかの工事現場をたまたま通りかかったすずききよしさんが、中まで入って行って取材されてきて作った、とおっしゃってました。



1972年に出版されたすずききよし・藤村直樹・麦笛の会編集のフォークソング集。
すずきさんの話では、当時かなり売れたようです。

ちょっと怖い感じのお兄さん。

掲載曲は
この曲のほかに、当店でも取り上げている「君の眸が」「紫陽花の花」、他にも「あの人の日曜日」「うどん屋娘」などなど
各ページにはこんなイラストが満載。

当時はサイケ調っていって、こんな感じが多かったですね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成16年10月17日 歌詞のみ
平成16年10月20日 MIDIのアウトラインを作ったところで雷が鳴り出したので、今日はここまで。電源を切ります。サージは怖いよ。昔やられましたんでね。皆さんもご注意ください。
平成16年10月21日 ちょっと装飾を付けすぎたって感じ。
この続きは来週になります。to be continued......
平成16年10月25日 なんだか長いな~って思ってましたら7番までありました。2コーラス分をCUT。トレモロやらトリルもカット。
平成21年9月21日 4番「おいたちゃ」になってました。
MAEDAさんからご指摘をいただきました。ありがとうございます。