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鐘の鳴る丘

【作詞】菊田 一夫
【作曲】古関 裕而

緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
メーメー子山羊も啼いてます
風がそよそよ丘の家
黄色いお窓は俺らの家よ

緑の丘の麦畑
俺らが一人でいる時に
鐘が鳴ります キンコンカン
鳴る鳴る鐘は父母の
元気でいろよ言う声よ
口笛吹いて俺らは元気

とんがり帽子の時計台
夜になったら星が出る
鐘が鳴ります キンコンカン
俺らはかえる屋根の下
父さん母さんいないけど
丘のあの窓俺らの家よ

おやすみなさい 空の星
おやすみなさい 仲間たち
鐘が鳴ります キンコンカン
昨日にまさる 今日よりも
明日はもっと幸せに
みんななかよく おやすみなさい



うたごえ新聞2008年2月11日号「紹介曲」に替え歌が載っておりました。

金の減る丘

【作詞】千葉合唱発表会・竜うたさんたま替え歌・田島雄吾

緑ヶ丘に家を買い
精一杯のローン組み
金が減ります 貧困化
無くなる金は 父母が
リストラされてる ためなのよ
青息吐息が おいらの家よ

今夜も残業 おとうさん
夜もバイトで おかあさん
国の政策 貧困化
めいめい仕事で泣いてます
妹ほしいと思うけど
そんな気配は 今夜もないよ

骨太なんて ウソつくな
親のスネさえ 消えうせた
重税追い打ち 貧困化
昨日に劣る 今日よりも
明日はもっと 大変だ
おいらの未来を 暗くしないで

(07年祭典in奈良オリジナルコンサートより)


現在70歳前後の人が夕方5時15分から15分間ラジオにかじりついて聞いたいた放送劇「鐘の鳴る丘」。昭和22年7月のころです。
エーちゃんがそんな年頃は、やはりラジオドラマでしたけど、「少年探偵団」かな。「作 江戸川乱歩、音楽 宇野誠一郎・・・」という語りを覚え込んでしまうぐらいでしたけど、「鐘の鳴る丘」でも「作 菊田一夫」を覚え込んでしまった人もいるようです。
当時、録音技術もプアなため、川田正子は毎日NHKまで行って生で歌っていたそうです。

戦争が終わった時に、戦争孤児は12万人とか。
この物語のきっかけは、アメリカ駐留軍のカトリック的な施策。
1917年にカトリックのフラナガン神父によってアメリカで「少年の町」が創設されます。
「この世に悪い子はいない。愛を持って接すれば、非行少年も必ず立ち直る」というその精神を、菊田一夫が日本人向けにアレンジしたものが「鐘の鳴る丘」。
菊田一夫は、さらに「戦災孤児は誰が作ったのか、彼らがカッパライをするのは生きるためではないか」というメッセージも込めています。

この曲は、主題歌としては「どんがり帽子」ですが、ドラマのタイトル「鐘の鳴る丘」として呼ばれる方が多いようです。
(参考、「哀しい歌たち」〜戦争と歌の記憶〜新井恵美子)

JASRAC情報
製作日誌:
平成20年3月1日 歌詞とMIDIをアップ。
平成21年5月7日 鐘の音がイマイチだったのですが、Tubular Bellというまさにあののど自慢の鐘の音がありましたので変更しました。
平成23年6月8日 「風がそよそ丘の家」になってましたので訂正しました。