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晩秋

【訳詞】合唱団白樺
【作曲】ロシア民謡
【MIDI作成協力】マルちゃん

秋も暮れ 鳥飛び立ち
森も枯れ 野も荒れ果て
ひとすじの雁残れる
麦穂はかなしく語れり

ささやくか 麦は麦に
聞えくる 秋の風よ
心うく 埃まみれ
かしら地にたれつ

踏み荒れて 風におびえ
わが主(あるじ) 何処にか
悲しくも 風は答たう
主はちから消え 失せぬと


ロシアで晩秋というと、9月頃でしょうか。
ドイツの駐在時代、8月はまだ暑いのですが、プラタナスなどの葉がそろそろ路上に舞い散る頃になってました。
落ち葉って、秋をどう感じ取るか、なんですけど、当時、聞いた話では、気温の日較差が大きくなると、ということでした。昼間はまだ夏なんですけど、夜明け前の冷え込みを感じ取って、木々が冬の準備に入るのですね。

落ち葉が路上に舞うというのは、ロマンチックな感じですけど、実際に生活をしていると邪魔なモンです。
まず、車を運転していて、スリップしやすくなります。
この時期、スリップ事故も多くなります。
特に、路面電車の線路の上に落ち葉が落ちていて、その上でブレーキをかけると一発ですね。

そういう事故を減らすために、ドイツではせっせと落ち葉の掃除を早朝からやってくれています。
車にでっかい電気掃除機みたいな装置を取り付けて、一気に吸い取って行ってしまうんです。
うるさいですけど、効率的です。
日本では、その家、ビルの関係者が前の部分だけを掃いてますよね。

JASRAC情報はありません

製作日誌:
平成19年8月2日 歌詞のみ
平成19年8月13日 MIDIをアップ