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青い海-タイガ

【訳詞】寺原 伸夫
【作詞】グレーベンニコフ・ドブロンラーポフ
【作曲】バフムートワ
【MIDI製作協力】マルちゃん

僕らいつも忘れない 
若い心とうたごえを
僕ら若者の目指す土地は 
飛行機だけゆけるとこ
*遠くへ飛び立つ僕らの
 心は燃えて
 翼の下に青く拡がる
 果てしない密林
 翼の下で歌を歌う
 青い海-タイガ

密林でも飛行士は
正しい航路見つけたら
緑の大地見知らぬ土地に
若者らはおりてゆく
*(くり返し)

そこはいつも風と雪
はげしい嵐が吹きすさぶ
僕らの暮らしは貧しいけれど
明るい明日がまっている
*(くり返し)


当時(って、多分1950年代)、「ソヴィエトの極東地域は開発の最中。そこには果てしない密林が、空中からみると青い海のように続いている。その開拓へ向かうう青年たちの心意気が軽快なテンポで歌われている」というのが、「ロシア民謡集」の解説です。
滅多に乗ることのない飛行機に乗れたものの、2番の歌詞の裏返しですけど、「見つけられなかったら」って思うとゾっとしますし、その頃、結構そういう事故って多かったんじゃないでしょうか。

タイガ(taiga)というのは、山地の針葉樹林帯をさすロシア語で、。転じてシベリアおよびロシア平原北部を占める広大な亜寒帯林をいいます。大河やタイガーではありません。念のため。
その昔、JALのヨーロッパ線はアラスカのアンカレッジ経由でしたが、現在ではシベリア上空を通過してゆきます。
JALのパイロットさんのこんな話がありますのでご紹介します。(全文はこちら

  1. シベリアタイガは地球上の森林面積の22%を占める
  2. 地球温暖化により、この地域が雪で覆われている期間が短くなている
  3. 森林火災も多発しており、毎年北海道位の面積の森林が焼失している

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製作日誌:
平成19年9月16日 歌詞のみ