手紙 〜親愛なる子供たちへ〜

【作詞】不詳
【訳詞】角 智織
【日本語補詞】樋口 了一
【作曲】樋口 了一

年老いた私が ある日 今までの私と 違っていたとしても
どうかそのままの 私のことを 理解して欲しい
私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせかまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた

悲しいことではないんだ 消えて去って行くように 見える私の心へと
励ましの まなざしを 向けてほしい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを いやがることきには 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたと お風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかも知れない
足も衰えて 立ち上がる事すら 出来なくなったなら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて欲しい

私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらい事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気が わいてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変らぬ愛を 持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ
愛する子供たちへ

 







今日、たまたま、朝のNHKで介護問題について、介護を学ぶ人たちが、この曲を聴いた上で実習を始めているとか(2009/5/11 生活ほっとモーニング「手紙〜老いた親から子供たちへ〜」)、昼はヒルで、テレビ朝日(5ch)で、この曲を取り上げておりました。

NHKの番組では、自宅での介護に苦労している人が、この曲を聞いて、「親の面倒をみる、ということを考えるからつらくなるんで、自分が子どもの頃にやってもらっていたことを、ちょっとだけお返しをする、と思ったとたんに、気持が楽になった」という話をしてました。
5chの方では、これまで介護問題というと、抽象的な歌が多かったけど、これだけ具体的なものはないと評価をしてました。

原詩はポルトガル語で、2年前に訳詞者のところにメールで届いたらしいです。
その後、各国の言葉に翻訳されているとのこと。

JASRAC情報
製作日誌:
平成21年5月11日 歌詞のみ
平成21年5月12日 YouTubeから歌詞を書き写したのですが、間違いや、不足(大幅な)がありましたので訂正しました。
平成21年5月13日 YouTubeで聴きながら採譜をしていたのですが、「手紙」という本がでてまして、楽譜が掲載されてましたので、購入してきました。一部「中略」になっており、結局、YouTubeで聴きながら調整中です。
平成21年5月13日 MIDIをつくりましたけど、同じようなメロディばっかり7分強も聴いているのは、チトつらいものがあるでしょうね。
カラオケをして歌うのも、歌詞付がちょっと難しいので楽譜が欲しいところですね。
平成21年5月19日 楽譜をアップしました。
楽譜を作成中にMIDIの打ち込みミスが見つかりましたので修正しました。