小林多喜二追悼の歌

【作詞】佐野獄夫
【作曲】吉田隆子
【MIDIデータ作成協力】Iwakichsky

道暗く敵の嵐つのるとも
もし屍の山築くとも
自由の国の
あの太陽は

明るい
希望に
輝いているぞ


 サァ 春のはんらんをもって
 敵の嵐を

流された同志の
血は無駄にするものか

兄弟よ
世界中の
プロレタリヤよ

明日は勝利
明日は勝利
明日は勝利だ

(旗を)高くあげろ


小林多喜二を追悼を特集した歌曲集「前哨の歌」第1集〜第4集が1933年に刊行されてその中にこの曲は収載されております。

1974年に山本圭が演じた「小林多喜二」という映画が上映されて、新婚(2年目ですけど)当時のわたしは、奥サマと読売ホール(だったと思いますが)に観に行きました
1933年2月20日東京・築地署に逮捕され、特高に拷問で殺されてしまいました。
遺体は送り返されてきたのですが、見た目は普通で拷問の後も見えないのですが、布団に寝かされた遺体をみんなで囲んで(この写真はネット検索で見つかりますよ。例えば田村さんのHP)、ひとりがうなづくと、はさみを持った人が顔を見合わせます。布団をとり、多喜二のステテコを切ると、下半身は拷問のキズ跡が....なんともすさまじいシーンでした。

楽譜がないと歌いにくい曲です
前奏2小節に続いて、
「(も)し屍の山築くとも・自由の国の」の部分が一番ややっこしくて4・5小節目になってます。 下線部分がこの曲の主題ともいえる旋律で、これを聞き取っていただければ、全体像が分かっていただけると思います。

曲の中で、ブルーの部分は「語り」です。
楽譜では、音階がついてませんが、MIDIでは「話し言葉風」に音階を付けてみました。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年1月25日 歌詞のみ
平成17年1月29日 MIDIをアップ
平成17年1月30日 田村さんにリンクの許可をいただきました。
是非TOPページから訪問してみてください。
改めて知ったのですが、ウチのポーリュシカポーレのページで秋山兄弟に言及してますが、その参考資料として田村先生ちにリンクを貼ってました。
奥さんとは映画なんかこの10数年一緒に観てませんでしたが、たまたま今日、「オペラ座の怪人」を見てきました。あの有名な旋律が全編に流れる素晴らしいものでした。