会場内の様子はこちらから wmv形式のビデオ



市原平和フェスティバル実行委員会より

本年も「市原平和フェスティバル」にご参加いただきましてありがとうございます。
イラク戦争は、一応の終結を見、陸上自衛隊も無事帰還しました。
しかし、イラクは今も人々の血が流されています。
そして、今度はレバノンでの紛争と、戦争の20世紀を超えても
やはり戦を絶やすことは出来ないのでしょうか。
最近は、北朝鮮脅威論などもあり、戦争を悲劇を憂いて
作られた教育基本法、平和憲法が、時代遅れだという風潮も高まってきています。

「平和は無くなってから実感できるもの」、という苦い思いをしないように、
平和を今一度考えるように企画しました。
市原でも、原爆の絵展や憲法九条の会など平和を願う活動が活発になってきました。
更に広がりをもって皆さんと一緒に平和の問題を考えて行けたらとおもいます。



第1部 吉川敏男 ソロライブ
当サイトでは、おなじみの髭爺さんが、今年のオープニングゲストです。

ビデオにも収録しまたように、
 その夏を教えて
 平和の999
 あの日の授業
を熱っぽく、この平和フェスティバルにふさわしい問題提起を投げかけてくれました。

1948年にご当地で生まれ、現在は川崎にお住まいです。この日は、久しぶりの市原ということで、奥さんと同伴され、多くの旧友との再会も楽しかったそうです。
この振り付けも、もうご存知ですね。
ピースナインを、実行委員会の主力メンバー「文化集団このゆびとまれ」と一緒に。
会場と一体となったパフォーマンスでした。

この日は、他に、「この指」と一緒にsaeさんの、「九条上総弁」を熱唱。お国言葉で九条のポイントをアピール。

アンコールは、「百万本のバラ」。ヘ~~ッでした。

この後、実行委員会メンバーによる、歌と語りによる構成「ねがい」は毎年見ごたえのあるものでした。
(おっと、去年は行けませんでしたけど、一昨年ですね)

第2部 松本ヒロ Standup コント
ご存知!ヒロポン。
(エヘヘッ~~、実は知りませんでした)

とにかく、あっという間の1時間半。
久しぶりにおなかの底から笑いました。
その松本ヒロがいうには、「笑いは平和の証拠」とか。そうですね。
コント、パントマイム、形態模写、その多才ぶりには驚きですが、それにしても、TVに出てないのでは、今日では知名度は上がりませんね。

それもそのはず、写真のように、小泉を徹底的にこき下ろしたんじゃ、お呼びがかかるはず無いですね。

      
http://www.winterdesign.net/hiropon/
笑いだけではありません。
憲法前文を朗々と読み上げるのですが、それを聞いていると
改めて、「ああ、日本の憲法ってこんなに素晴らしいことが書いてあるんだ」って思ったら、涙が流れてきました。
大笑いしては涙が出るし、この日、普段、パソコンにばっかり向かって眼精疲労が蓄積している目にとって、ありがたい一日でした。

急げ!
この小泉パフォーマンスは、首相だからこそ。
で、この9月20日の自民党総裁選挙で次期総裁にバトンタッチされる前に観ておきたいですね。
労音R'S COURTで9/12~17、グッタイミンで、松元ヒロ SOLO LIVEをやります。
お見逃し無く!



製作日誌:
平成18年8月27日 市原平和フェスティバルが開催されました。
平成18年9月3日 このレポートを作成
バックの「九条上総弁」はsaeさんから、以前、4ビートのアコースティックでやるといいよ、って聞いてましたので、そんな風にしてみると共に、髭爺さんのご意見(「軍隊も」の前に休符を、最後の「九条」をミソラからラソラに)をいれたVersion2です。