冬から春へ

【作詞・作曲】 原太郎

1.(山おろし)
  山おろしは 寒いぞェー 川風は 冷たいぞェー
  空は 鉛色だェー 吹雪が 荒れてるぞェー
  吹雪が 荒れてるぞェー 荒れてるぞェー 荒れてるぞ

2.(いろり)
  いろりの周りに寄れ ひざ突きあって寄れ
  肩寄せ合って寄れ 尻押し合って寄れ
  さあさ 仲良く いろりの周りに 寄れ

3.(春)
  川面を吹く風は 今日もまだ冷たいが
  吹雪は山奥へ 逃げていってしもうた
  お日様が ちろりちろり 雲の陰で笑顔すりゃ
  わしらの待っていた はるこがやって来た (ヤササ)

  素足で黒土を ちょいと踏んでみたらば
  はるこがひんやりと 足からやってきた
  麦 小麦 のびろのびろ 伸びて育って ようでけろ
  岸辺の 桜も つぼみがふくらんだ

  小川の水ぬるみ おたまじゃくしが泳ぎだしゃ
  畦からどじょっこめが 首出してひっこめた
  春風がそよりそより 空の色に水の色
  わしらの待っていた はるこが 真っ盛り

わらび座の原太郎さんの曲です。東北地方の長い冬と、春を待つ人々の期待が目に浮かぶようです。
30数年前の学生の頃、この曲をベースに振り付けをして歌ってました。そういえば中国の「熟れたブドウ」でも振り付けしてました。現代なら「パラパラ」風になっているのでしょうか。
合唱曲のMIDI化は難しいです。譜面の通りの打ち込みをやっているのですが、何を歌っているのやら。多分はじめてこの曲を聴かれた方は???の連続かも知れません。 

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