二人

【作詞】門倉さとし
【作曲】スガヤイワオ

1.星が遠くで光ってた
  時計がどこかで鳴っていた
  「好きだよ」と言ったら
  うなずいてくれた
  澄んだ目が
  涙が出るほどうれしかった
  闘いの中で誓い合った二人

2.風がとても冷たかった
  白い息が震えていた
  「好きかい」と言ったら
  うなずいてくれた
  君の目が
  キリリと光って美しかった
  闘いの中を歩き始めた二人


ロシア民謡の「ウラルのグミの木」みたいに三角関係のややっこしい歌もあれば、このように素直に、二人の愛を歌い上げたものもあります。「うたごえラブストーリー三部作」といえば、当HPでもおなじみの、「どこまでも幸せ求めて」と「二十歳」。
この曲が作られた1966年。エーちゃんは高校3年生。受験のお勉強の真っ最中で、愛だの恋だの、ご法度の悲しい受験生。OLと言われる前の彼女たちは、BG(ビジネスガール)と呼ばれ(バスガールではないですよ)アフターファイブはこんな歌を歌いながら、銀ブラでもしていたのですかね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成13年5月21日 初版作成
平成15年8月7日 2番の歌詞訂正。うれしかった→美しかった
平成19年8月11日 ドラムの音源で、XG特有のものを使ってましたので、GMに合うように変更しました。
平成21年10月15日 2番も「好きだよ」になってました。
ご指摘いただいた、タイチョーさんありがとうございます。
参考にした本(1000曲集)が間違っており、確認しようとしたら、意外とないのですね。この歌詞を掲載している本が。「若人」歌集で確認できました。