2012年11月23日~25日、日本のうたごえ全国交流会が広島で開催され、初めての企画として併催されました。
北は北海道、南は熊本まで、まさに全国から20のうたごえ喫茶・酒場・個人が参加して3日間、25時間のうたごえ喫茶三昧でした。
今回、エーちゃんがこの総元締めをやってたんですよ。
前日にぎっくり腰というハプニングもありましたけど、何とか、3日間皆さんの協力でやり切ることができました。


11月23日(金・祝日)
廿日市市うたごえサークル
ときめきぽけっと

(13:00~)

とかくTOPバッターは緊張するものでしょうけど、ギターを弾いている突田さんは、今回の企画の広島側の責任者さん。
当地でいくつものうたごえ喫茶を立ち上げている人です。

「心つなごう」など、
東広島うたごえ喫茶
こむこむ

(14:00~)

同じく地元のサークル。
「あの青い空のように」「嵐」など。

主宰者は2名のため、アコの新井さん(所沢)、ギターの山上さん(広島)、キーボードに加集さん(埼玉合唱団)が助っ人。
山上茂典と歌おう(広島)

広島の有名人、山上茂典さんがワンステージ受け持ってくれました。
国鉄マンで、国鉄広島ナッパーズのメンバー。全国合唱発表会では職場の部などに出場。また、24日の夜に開催されたPeaceWaveConcertにも出演。
期間中、超多忙でしたが、このステージ以外にも上述の通り、ギター伴奏で活躍してくれました。
評判通りの爆笑スタイルのリード。
ゲスト
あべじゅんさん(福島)


当サイトでもおなじみのあべじゅんさん。
本業は介護士さんで、全国交流会の一部門であるオリジナルコンサートに参加するために広島入りしてました。
合間を縫ってフェスティバル会場にもやって来てゲスト出演。
「ふくしまLOVER」などを歌ってくれました。
コーラスタイムZAO(広島)
(16:00~)

地元の喫茶店「蔵王」で長いこと定例のうたごえ喫茶をやっているグループです。
「喜びも悲しみも幾年月」など歌謡曲、抒情歌を中心にしたステージ構成でした。
大塚のうたごえ酒場(東京)
(17:00~)

南部合唱団がサポートしているおなじみのうたごえ酒場。
伴奏、司会も手慣れたもので、初めて大塚のうたごえ酒場を観た人には運営方法など参考になったことと思います。
労働歌・平和の歌を中心にした構成でした。
秋田合唱団 WAVE
(18:00~)

全国合唱発表会 一般の部Aに出場してそのままここに駆けつけてくれました。

ダンスナンバーの「ぼくのひこうき」、抒情歌では「まっかな秋」、東北の民謡から「斉太郎節」を踊り付きで。
さんたま屋(東京)
(19:00~)

25時間の枠を全部埋めきれず、さんたま屋には25日の18時からもやってもらいました。
23日は「働く者のうたごえ」というサブタイトルで、「お猿のかごや」など。
というのはお愛嬌で、「わたぼこの中に咲いた花」など往年の名曲などもたっぷり。
サプライズゲスト
太田真季さん


最近新しいCDもリリースしてノッている太田真季さん。
さんたま屋さんの持ち時間でしたが、出演する合唱発表会の合間を縫ってやって来てミニコンサート。
11月24日(土)
さかなんこ(大阪)
(11:00~)

大阪の榊原君と奥さんのユニット。
「フォークでゆこう!」というサブタイトルで、フォークソングのオンパレード。

来年は大阪で日本のうたごえ祭典が開かれるので、その非公認イメージソングとして「SING OUT」を御披露。

(10時から北海道合唱団だったのですけど、写真を撮ってませんでした)
生協ひろしま
虹のコーラス

(12:00~)

抒情歌を中心にしたステージ構成。
見上げてごらん夜の星を/雪の降る町を/冬の夜/浜千鳥/ペチカなどを歌いました。
写真のとおり、ウッドベースを持ち込んだ本格的な伴奏陣です。
サプライズゲスト
ナターシャ・グジー&井上鑑

(14:00頃)

当日夜、隣の文化交流センターで開催されるPeaceWaveConcertにゲスト出演する二人がリハの合間に駆けつけてくれました。


(13:00から「のび」のステージでしたが、写真を撮ってませんでした)
山之内重美さんと歌おう
(14:00~)

うたごえ新聞に昨年まで3年間にわたり連載していた「世界の歌巡り(ロシア編)」の筆者、山之内さんに広島まで来ていただきました。
「アムール川の波」などのロシアの曲を歌いながら、一曲一曲に詳しい解説つけてくれました。うたごえ喫茶のリーダーってこういう腕前が要求されるんでしょうね。勉強になりました。
うたう仲間TOMO(静岡)
(15:00~)

うたごえ新聞の「今週のうたごえ喫茶」情報の常連さん。一度行ってみたかったのですが、向こうからやって来てくれるなんて、なんてラッキー!

オリジナル曲なども交えて経験豊富なステージ展開でした。
青年のうたごえ
(16:00~)

最初、2時間枠でたっぷりやりたかったのですが、いろいろと段取りがあり、1時間枠に。でも、やっぱり2時間でやりたかった。それだけ、楽しいステージ。若者達の意気込みは捨てたもんじゃないです。
「一番音頭」など振り付けのある曲が多かったです。
サプライズゲスト
原田義雄さん


オリジナルコンサートにフリーダムとして出演。その翌日、顔を出してくれました。
更に、25日にも来てくれました。

CDもリリースされ、その中から「粉せっけんのうた」はユーモアたっぷり。
仙台・バラライカ
(17:00~)

「震災支援ありがとう!」と南部さん夫妻がやってきました。

PeaceWaveConcertが6時15分からなので、お客さんも5時半ごろにはゾロゾロと出て行ってしまったのは残念。

「カチューシャ」「バラライカ」など。
11月25日(日)
忠やんと歌おう(京都)
(10:00~)

3日目となると、運営側も慣れたもの。
朝からお客さんの入りも一杯。
写真中央では原田さんが昨日に続いてやって来てギターを弾きながら。

オリジナル曲「木が一本あれば」の紹介や、原田さんがいるからって、「みんなのうた」などを歌いました。
うたのアラカルト(奈良)
(11時~)

地元ではデイケアボランティアなどをしています。
写真のように、ハンドベルの練習もやっております。毎年4月29日開催する「春のうたう会」のイメージを1時間枠で構成した演出。もちろん、短時間でしたがリクエストタイムも作ってました。
うたごえ喫茶ガンガーと
うたごえ喫茶ケサラ(愛知)

(12:00~)

ぞうれっしゃの作者藤村記一郎さんが主宰するガンガーと、ケサラのジョイントステージ。
もちろんオープニングは「ぞうれっしゃよはしれ」。
作詞者の清水則雄さんも会場に来られてました。
バラライカと宮城のうたごえ
(13:00~)

再度南部さんの登場。
2回目は、宮城県のうたごえ合唱団の人たちとのコラボレーションステージ。

仙台合唱団の手話名人珍田さん(写真右)がいるので、ここはやっぱり「たんぽぽ」。
キーボード伴奏は小林康浩さん。
うたごえ広場ふらっと(熊本)
(15:00~)

稲盛さんという多彩なかたがピアノにアコ、司会まで。

フィナーレ
(16時~18時)

最後は、大熊君のリードで2時間のフィナーレ。
伴奏は、これまで出演した人や、今回の広島側の総責任者高田龍治さん(写真アコ)も総動員。
「地底のうた」もやりました。
フィナーレの間にもゲスト出演。

韓国から平和の木合唱団が合唱発表会に出場するために来日しており、うたごえ喫茶にも顔をだしてくれましあ。
「クリナミヨン」など。


会場のアステールプラザ
合唱発表会は、ここの大ホールと中ホール、と隣の文化交流会館、及び、徒歩で35分程度の西区民文化センターで開催されてました。

合唱発表会に出場する合唱団の人たちが、待ち合わせに、また演奏後の打ち上げにと立ち寄ってくれたおかげで連日大盛況でした。

もっとも、入場料が3日通しで1,000円という破格値でしたけど。
会場はギャラリースペース貸し切ったもの。
普段は絵画等の展示コーナーのため、飲食をする場合は、ご覧のように養生シートをはりました。
テーブル席は21、椅子は168用意しました。

歌集はうたごえ喫茶ソングブック828」を使いましたが、基本的にプロジェクター投影。また、伴奏陣にも電子楽譜をモニターで見れるようにしてます。
賄いは、地元の合唱団関係者が準備してくれました。
珈琲、紅茶、ビールに焼酎・お酒まで「うたごえ喫茶」「うたごえ酒場」としての体裁はちゃんと整っていたのですよ。

上記の入場料1,000円にはワンドリンクのサービス付き。
コーヒーコーナーがいつも賑わっていました。


製作日誌:
平成24年11月23日~25日 広島で開催されました。
当初、22日から広島入りする予定でしたけど、22日の真夜中に突然のぎっくり腰に。どうしようもないので、救急車をよんで、近所の病院へ。
レントゲン検査では問題なかったので、朝の4時ごろ自宅に戻ってきましたけど、16時40分のフライトはキャンセル。
翌23日は多少良くなったので、腰ベルトを締めて、座薬をかばんにいれて、新幹線で東京から広島へ。指定券は取れないので、自由席に。三連休の初日のため大混雑。6時15分ごろから待って、6時50分ののぞみに乗れました。けど、腰が心配でヒヤヒヤでした。
平成24年12月1日 このレポートを作成。
それにしても、久しぶりだなぁ、この訪問レポートを書くのは。
平成24年12月9日 バックに「>木が一本あれば」を挿入したました。